Instagramを始めた店舗が真っ先にすべきこと
最近、近所でいくつかの飲食店が開店し、揃ってInstagramを始めています。 SNSでお店などの情報発信をすることは、むしろ積極的におこないたいことです。 ただ、私の知る限りでは、どのお店もInstagramだけで情報発信をしていて、SNS以外での情報発信をおこなっていません。 それの何が問題なのか、そして、どう対策すれば良いのかをこれから解説します。 特に若い世代の多くはInstagramを使っているように思うのですが? 自分が使っているSNSだと、得てして誰もが使っているかのように思ってしまいがちです。 しかし、最もシェアが高いLINEでさえ、全員が使っているわけではありません。 試しに、主立ったSNSのユーザー数(2025年2月時点)と「使っていない人の数」を大まかに計算してみました。 ※SNSを「使っていない人の数」の計算方法: 2025年1月時点の日本の人口がおよそ「1億2,400万人」ですので、ここからユーザー数を引けば、使っていない人の数になります。 ただし、15歳未満の人口が「約1,400万人」、75歳以上の人口が「約2,100万人」おり、多くはSNSを使っていない人に含まれます。 また、複数のアカウントを持っている人や、お店のアカウントを個人名義で開設している人を、各サービスがどれだけ把握できているのかもわかりません。 そのため「ユーザー数」や「使っていない人の数」はあくまで大まかな数字とお考えください。 主なSNSユーザー数(多い順) ユーザー数の順位SNSサービス名ユーザー数使っていない人の数1位LINE:9,700万人(2,700万人)2位Twitter(X):6,700万人(5,700万人)3位Instagram:6,600万人(5,800万人)4位TikTok:3,300万人(9,100万人)5位Facebook:2,600万人(9,800万人) 【2025年2月版】人気SNSのユーザー数まとめ 人口推計(総務省統計局) 大まかな計算ですが、Instagramのユーザー数は全人口の半分ほどです。 自店の見込み客に向けて情報発信するのに、これは十分なユーザー数でしょうか? Instagramのユーザ以外は投稿は見られないのですか? そこが一番の問題なのです。 個々の投稿は、投稿のURLがわかればユーザーでなくともブラウザで見られます。 I ...
目次
最近、近所でいくつかの飲食店が開店し、揃ってInstagramを始めています。
SNSでお店などの情報発信をすることは、むしろ積極的におこないたいことです。
ただ、私の知る限りでは、どのお店もInstagramだけで情報発信をしていて、SNS以外での情報発信をおこなっていません。
それの何が問題なのか、そして、どう対策すれば良いのかをこれから解説します。
特に若い世代の多くはInstagramを使っているように思うのですが?
自分が使っているSNSだと、得てして誰もが使っているかのように思ってしまいがちです。
しかし、最もシェアが高いLINEでさえ、全員が使っているわけではありません。
試しに、主立ったSNSのユーザー数(2025年2月時点)と「使っていない人の数」を大まかに計算してみました。
※SNSを「使っていない人の数」の計算方法:
2025年1月時点の日本の人口がおよそ「1億2,400万人」ですので、ここからユーザー数を引けば、使っていない人の数になります。
ただし、15歳未満の人口が「約1,400万人」、75歳以上の人口が「約2,100万人」おり、多くはSNSを使っていない人に含まれます。
また、複数のアカウントを持っている人や、お店のアカウントを個人名義で開設している人を、各サービスがどれだけ把握できているのかもわかりません。
そのため「ユーザー数」や「使っていない人の数」はあくまで大まかな数字とお考えください。
主なSNSユーザー数(多い順)
ユーザー数の順位 | SNSサービス名 | ユーザー数 | 使っていない人の数 |
---|---|---|---|
1位 | LINE: | 9,700万人 | (2,700万人) |
2位 | Twitter(X): | 6,700万人 | (5,700万人) |
3位 | Instagram: | 6,600万人 | (5,800万人) |
4位 | TikTok: | 3,300万人 | (9,100万人) |
5位 | Facebook: | 2,600万人 | (9,800万人) |
大まかな計算ですが、Instagramのユーザー数は全人口の半分ほどです。
自店の見込み客に向けて情報発信するのに、これは十分なユーザー数でしょうか?
Instagramのユーザ以外は投稿は見られないのですか?
そこが一番の問題なのです。
個々の投稿は、投稿のURLがわかればユーザーでなくともブラウザで見られます。
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Google検索やQRコードなどからInstagramのアカウントにアクセスすると、Instagramへのログインやアカウント作成を求めるバナー画面が表示されます。
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画面の右上にある【×】をタップすると、アカウントのトップ画面が表示されます。
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ところが、トップ画面から個々の投稿を見ようと写真をタップしても、投稿ページにアクセスできないのです。
Instagramに限らず、SNSはあくまで「会員向けのサービス」です。
会員でない人は、会員とは同じように投稿を見ることができません。
会員ではない人にまで会員と同じように自由に閲覧させる必要はないという事なのでしょう。
Instagram非会員向けには、どうすれば良いのでしょうか?
Instagramのアカウントを持たない人はお客様に成り得ないので無視する、という考え方もあります。
10〜30代の7割ほどがInstagramのアカウントを持っていますので、そこにアプローチできれば十分だという方もいらっしゃるでしょう。
「そこまでスッパリとは割り切れない」という方は、Instagram以外でもお店の情報を掲載されてはいかがでしょうか?
あまりハードルが高くなさそうな方法として、アメブロなどでブログを作り、Instagramに投稿する都度、同じ写真や動画をブログに投稿するというものがあります。
この方法なら、Instagramのアカウントを持たない人でもお店の情報をチェックできると共に、Google検索などからアメブロへのアクセスも期待できます。
ブログ開設とInstagram投稿のコピー&ペーストの手順
アメブロの開設は、まず下記ページの「アメーバ会員登録の手順」「ブログのはじめ方」をお読みください。
Instagramのプロフィール欄にはアメブロの、アメブロのプリフィール欄にはInstagramのリンクを、それぞれ載せてください。
アメブロのアプリに、Instagramの投稿を自動的にアメブロにも投稿する機能があります。
アメブロアプリをスマホにインストールして、その機能を利用していただくと手軽です。
この設定では、ブログ記事のタイトルが「Instagramへの投稿日(たとえば 2025/01/01)」となります。
また、60日以上アメブロアプリを開かないと、自動投稿の設定が無効にされますので、定期的にアメブロアプリを開く必要があります。
そして、ブログを始めるにあたって
- ブログに何を載せれば良いのか?
- どんなデザインや機能を利用すれば良いのか?
- より多くの人に見てもらえるようにするには?
などが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当会では、効果的にブログやホームページ運営をしたい方を対象にしたSEOサポート&アドバイス「SEOブートキャンプ」をおこなっております。
SEOブートキャンプをお申込いただいた方への特典は以下の通りです。
- 「検索順位を引き下げる恐れがある項目」をまとめたチェックポイント
- 「それぞれ項目をどう改善すれば良いか」の解説ページ
- 「ブログやSNSに投稿する内容が思い浮かばない」方のために、ChatGPTをアイデア出しなどに活用する方法
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「SNSのアカウントを持っていない方は、まともにSNSの投稿内容を見られない」というのは、SNSのアカウントを持っていると気付きにくいものです。
何しろ、Instagramのアプリがスマホに入っていたら、Instagram投稿のリンクをタップすれば、最初にアプリでアカウントや投稿が表示さるのですから。
パソコンの場合でもSNSにログインしている状態が普通になりますと、「ログインしていないとどうなるか」というのがあまりピンと来ません。
SNSを活用することは大切ですが、並行してブログも用意しておきましょう。
ホームページ・ブログについてわからない点がございましたら、下記フォーム・LINE公式アカウントで承っております。
お気軽にお問い合わせください。