地元密着なびメールマガジンはこちら

キャッチコピーや広告に最初に飽きてしまうのは誰?

広告やイメージキャラクターが変わり続ける中、なぜある企業は40年以上も変わらないのか?一方で、なぜ一部の企業は容易に変えてしまうのか?その理由とは?

右を向いても左を向いても、企業やお店などの広告やキャッチコピー・イメージキャラクターがてんこ盛りです。

そして、気が付いたらこの間までとはぜんぜん違う広告・キャッチコピー・イメージキャラクターに変わってしまっていたりします。

※下手すると気が付かないうちに変わってたりしますが。

でも、あっという間に違うモノ・人に替わってしまう事もあれば、「子供の頃からずっと変わってない」広告なんてのもあります。

たとえば、「ぢ」のひさや大黒堂。誰が見てもよその広告と見間違えようもないワンパターン振り。

あるいは、「100人乗っても大丈夫」なイナバ物置。CMそのものは毎年作り直してるのに、いつ見ても物置の上に100人乗ってます。

そして「ファイトー!イッパーツ!」のリポビタンD。

やってる事がだんだんショボくなってる気はしますが、「ファイトー!イッパーツ!」の掛け声は不滅です。

ワンパターンなイメージキャラクターといえば、味海苔「ごはんですよ」の三木のり平。40年以上も続いている(ご本人はすでに亡くなられています)のはさすがです。

各社とも見事なほどにワンパターンです。こういうワンパターン広告は特にローカルのラジオ・テレビ局に多いように思います。

では、なんでこういう会社はワンパターンな広告やキャッチフレーズを使い続けるんでしょうか?

理由は簡単。変える理由がないからです。

広告やらキャッチコピーやらというものは、お客様を集めてくれるかどうかが肝ですから、お客様を集めてくれる間は広告などを変える必要などないのです。

本当なら。

でも、あっちでもこっちでも広告やイメージキャラクターはひっきりなしに変わります。広告代理店に舌先三寸で丸め込まれている場合はともかく、中小・零細企業や個人事業者の場合は、何で簡単に変えちゃうんでしょう?

・理由:広告を出してる本人が飽きてしまうから。

広告の効果がないならともかく、広告を出していて十分にペイしているのに広告を別のものに変えてしまうのは有害無益としか言いようがありません。

広告だとかキャッチコピーだとかを作るのが好きな人は、得てしてこういう罠にハマりがちです。

そういう意味では、広告などを管理するのは、必要に迫られない限り動かないようなグータラな人がいいのかもしれません。