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●恵まれない人に援助しつつ自社のアピールもするには

クリック募金」はボタンをクリックするだけで募金できる便利なサービスです。スポンサー企業によって異なる募金先のホームページに移動するため、興味のあるテーマに寄付ができます。クリック募金している会社の誠意が見えるので、企業イメージ向上にも活用できます。ただし、ちゃんと意義を持ってスポンサーになっているか確認しましょう。

「クリック募金」をご存知でしょうか?
ホームページ上でボタンや画像をクリックするだけで、
1クリック1円の募金ができるというホームページです。
クリックした本人は懐を痛める事なく寄付ができるので、
かなり広まってきているようです。
dff.jp|クリック募金
・イーココロ!クリック募金
大まかな仕組みはどちらも同じです。
1.アクセスした人がボタンをクリックする。
2.1クリックあたり1円を、スポンサー企業がクリックした人の代わりに寄付する。
ポチポチとクリックしていて「面白いな」と思ったのが、
下の「イーココロ!クリック募金」の方でした。
【募金する】ボタンをクリックすると、スポンサー企業
のホームページに移動するのですが、移動する先をどん
なページにしているかが、会社によって全然違うのです。
こういうクリック募金にアクセスしてクリックする人は、
それなりに「環境保全」や「弱者救済」などに興味があ
るはずです。
しかも、つい今しがた「困っている人たち」や「破壊さ
れつつある自然」についての説明文や写真を見たばかり
です。(寄付金を募っている相手がどういう状況にあっ
て、どういう用途に寄付されるかを、クリック募金する
前に見せてくれるのです)
そういう人たちに「何を見せるか?」というのをきちん
と考えている会社と、何にも考えてない(としか思えな
い)会社とは一目瞭然。見ていて清々しいほどです。
「弊社は弱者救済や環境保全のために、こんな事をして
います」と企業イメージアップにつなげるも良し、もっ
と直接的に「弊社では環境保全や弱者救済につながるこ
んな商品やサービスを提供しています」とアピールして
もいいでしょう。
でも、何となく企業のトップページに飛ばしている会社
もいくつかあります。某新聞社とか某総合商社とか。
あんたら一体何のためにクリック募金のスポンサーにな
ってるの? と、次の株主総会で経営陣が糾弾されない
かと心配になります。
そんなどうしようもない会社のホームページを見つつ、
「自分がこの会社の担当者だったら、どんなページを作
って、クリック募金をした人にアピールするだろうか?」
てな事を考えてみるのも一興かと。
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
どうせ世のため人のためになる事をするなら、ついでに
最大限自分のためにもなるように手立てを考えましょう。