●地味な客引きでも大量に人を集められる唯一の理由
新宿での献血体験を通じて気付いたこと。お客様を集めるにはお客様になりそうな場所で営業するのが一番効果的ということです。
東京・新宿でのホームページ作成講習会が終わった後に
新宿駅の西口に向かって歩いていると、
「献血をお願いします」
みたいな看板を持った男性が立っていました。
正直、立て看板1枚では新宿の雑踏だと目立ちませんし、
「献血にご協力ください」
という声もあまり通りません。ただ、夜行バスの出発時
間までかなり余裕があったので、その男性に声をかけて
献血をすることにしました。
ビルの6階(たぶん)の献血ルームに行ってみると若い
人がごった返しています。「もしかしてオレ最年長?」
と思いつつ、400mlの血液を寄付してきました。
ホントは採血に1時間くらいかかる成分献血が良かった
のですが、成分献血は血を採るのに時間がかかるので、
その日はもう受付を終了してました。
ちなみに献血をして1時間半ほどしてから新宿の居酒屋
で鳥取の地酒を飲んだら、注射針の穴から血がにじんで
きてスプラッタな気分になったのは余談です。
※教訓:献血したすぐ後に酒を飲むのは止めましょう。
余談はさておき、人通りがない山の中で必死に声を張り
上げて目立つ立て看板を掲げたところで、献血をしてく
れる人を集める事はどう考えても無理です。
また、人通りが多いからと巣鴨地蔵通り商店街に献血ル
ームを作っても、年齢制限に引っ掛かりそうな方もたく
さんいそうですから、あまり役には立たなさそうです。
つまり、献血をしてくれそうな、そして献血できる人が
たくさんいる場所で献血をしてくれる人を集めるのが一
番効率的だというメチャクチャ当たり前の話になります。
そして、これは献血に限った話ではありません。
お客様になりそうな方がたくさんいる場所に店舗や事務
所などを構える方が、不便な場所や人がいない場所で開
業するよりもはるかにお客様を集めるのが楽なのは、ど
んな業種でも同じです。
「質屋・消費者金融」「包茎手術専門の病院」などのよ
うに出入りする所を他人に見られたくない業種もありま
すが、そんな業種でも店舗そのものは街中にあります。
間違っても山奥や離れ小島にお店はありません。
インターネットの場合ですと「お客様になりそうな方」
がたくさんいるのは、まず「ヤフーやグーグル」です。
検索エンジンで調べ物をするという事は、解決したい問
題があるからです。
・子供の成績が上がらない。
・腰痛がなかなか治らない。
・暴力をふるう配偶者と何とか離婚したい。
・法人税をもっと安くしたい。
・センスのいいネイルサロンを近場で探したい。
・昼休みに治療してもらえる歯医者さんを探したい。
こんな問題を抱えている人の目の前で
「うちなら解決できますよ」
とアピールできれば、非常に効果的です。
検索エンジン対策(SEO)というのは、要するに「悩み
を解決したいという方に『あなたの悩みを解決しますよ』
と安上がりにアピールする」だけの事なのです。
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◆シンプルすぎる要約◆
お客様を集めるには、お客様になりそうな方がたくさん
いる場所で営業するのが一番です。