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商品・サービスをお得に感じてもらうための値段の付け方とは?

アメリカは「9.99ドル」のような値段が多く、最初の数字による心理効果があるとUSA TODAYが紹介しています。一方、日本では「20,200円」と「20,000円」の差も大きく受け取られるそうです。価格設定に一貫性を持たせる必要がありますね。

日本では「10,000円」だとか「20,200円」といった値段を付ける
ことが多いように思います。
そして(行ったことありませんが)アメリカではよく「9.99ドル」
とか「99セント」のような値付けがされているようです。
もちろん、「みんなやってるから何となく同じように値付けした」
という方も多いとは思いますが、それなりの根拠があるようです。
USA TODAYというアメリカの大手新聞社が紹介している記事に
こんなのがあります。(注:英語です)
・Money Quick Tips: Be aware of pricing psychology

全文をきちんと訳す気力がないので、雑に要約します。
・「9.99ドル」という値段を見た時に、まず印象に残るのは最初の
桁の「9」。
・なので感覚的には「9.00ドル」も「9.99ドル」も似たようなもの。
・「8ドル」と「8.75ドル」の差は、「8.75ドル」と「9ドル」の
差よりも(買う人の意識では)小さい。
・「8ドル」の商品を「8.25ドル」に値上げしても売れ行きは
大して変わらない。
・「750ドル、825ドル、675ドル」の3種類の価格を見て受ける
印象は「500ドル以上か」、つまり「うーん、高いな」
対して日本では、先に書いたように「20,200円」とか「10,000円」
とかいう値付けが(特に通販では)目立ちます。
上記の話からすると、「20,200円」と「20,000円」には大きな差が
あるということになります。
...まずいかもしれない。私の価格設定がテキトー過ぎる。
たとえば、実店舗向けグーグルマップ上位表示ノウハウは10,000円。

これに対して、HPスマホ対応サービスは52,500円
https://www.localnavi.biz/sp.html こういう一貫性のかけらもない価格設定は止めましょうという事で。
 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
理屈で考えれば、20,200円と20,000円の差は200円なんですが、
受ける印象は大違いなのですね。