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「わざわざ時間と費用をかけてイベントに参加する理由」を作る

中学校のPTA新年会に参加した体験を通じて、なぜ遠くの場所で会合をするのか、なぜ近所でやらないのかと疑問に思った著者。幹事の言葉から、「非日常感」を訴求するために遠くまで会場を選んでいることが分かった。人々を動かすためには、出掛ける理由や不安点を潰す必要があるとアドバイス。

先週末、息子が通う中学校のPTA新年会があり、役員の末端に連なる
私も四条河原町まで自転車をこいで参加してきました。
前回も前々回もそうだったのですが、なんで西京極界隈ではなく
四条大宮や四条河原町で会合をするのだろうか?
行くのが面倒くさいじゃないか。
 ※西京極:住宅街とスーパーが多い。生活には便利。
 ※四条大宮:かつての阪急京都線の終点。飲み屋が多い。
 ※四条河原町:阪急京都線の終点。とにかく飲み屋が多い。
と思ったので、幹事さんに聞いてみました。
新谷「新年会を西京極界隈でやったらいいと思うんですが、そうは
   いかないもんなんですか?」
幹事「これだけの人数が入れるお店が西京極だとほとんどないので」
新谷「あ! ...だったら西院なら大きい店もあると思いますが」
 ※西院:大昔の阪急京都線の終点。今も飲み屋が多い。
幹事「西院ならお店はありますけど、近いからPTAの飲み会を
   してる隣で近所の人が飲んでるということもありまして」
幹事「それに、どうせ飲み会をするならなら河原町や烏丸まで
   出たいというご意見が結構ありますので」
...近所なら楽でいいのに、というグータラ脳は少数派だったか。
必要に迫られていく場合と、行きたくて行く場合とを同列に語る
わけにはいかないでしょうが、それでも参考になる点はあります。
重い腰を上げてもらうには「わざわざ出掛ける理由」をこちらで
用意する必要があるということです。
それと同時に「出掛けない理由」を潰しておく必要もあります。
・この人はどんな人なんだろうか? 分からんから不安だ。
・車で行きたいけど駐車場はあるんだろうか? 分からん。やめ。
・この問題に関する実績はあるのかな? 書いてない。ダメだ。
・院内がどんな感じなのか分からないな・・・何かイヤ。
などなど、ちょっとした部分で引っ掛かるのが人間です。
大きなメリットや特色を突然打ち出すのは難しいですが、書いて
おくべき事をきちんと書くだけでも不安点は減らせます。
ぜひやってください。
...といったアドバイスがご入用の方、こちらをご検討ください。
・ホームページてこ入れメールセミナー

 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
PTAの新年会でも「非日常感」というのが必要なんですね。