2018年メルマガ経由で売れた本ベストテン
サントリーの失敗例から学ぶマーケティングの常識?サントリーがローリング・ストーンズの結成50周年を記念して出した「ストーンズバー」は、狙っていた若者層に全く響かずに大コケしました。この文章では、その失敗の原因として、ターゲットとコンテンツのミスマッチや、自分の趣味を押し付けるような戦略を批判します。また、レディー・ガガとタイアップしたらどうかというネタを紹介して、マーケティングの難しさや常識の重要さを説きます
昨年メルマガやブログで紹介した本のうち、
どんな本への反応が良かったのかを
振り返ってみます。
ちなみに、反応率の基準は「私のメルマガ&
ブログ経由で何冊本が売れたか」です。
10位:小さな会社の稼ぐ技術
小さな会社がランチェスター経営をどう
活かして、どうどん底から這い上がったか?
こういった事例ばかりが載っております。
「毎日こんなに一生懸命働いてるのに、
なんで来客も売上も利益も増えないんだ」
という方こそお読みください。
読んで1つでも2つでも実践しましょう。
・小さな会社の稼ぐ技術(栢野克己/日経BP社)
9位:「有名人になる」ということ
...メルマガで紹介したのは7年前で、あとは
ブログに載せたっきりなのですが、なぜか
ランクインしました。
勝間さんがはてなブログを始めて、はてな
民のアイドル(違)になったせいかしら?
バッサリ要約すると「有名人になる方法」
「有名人になるメリットと多大なデメリット」
を書いた本です。
この本を読みながらメリットとデメリットを
天秤にかけて、有名人になる道を目指すか
どうか、どれくらい広く知られたいか、
考えてみるのも一案です。
・「有名人になる」ということ(勝間和代・
Discover携書)
8位:患者に寄り添う医療コミュニケーション
・患者さんはどんな気持ちで来院しているか
・どんな風に患者さんに相対すれば良いか
・どこまで踏み込むか、引くか、流すか
・守備範囲を超える内容はどう扱うか
・来なくなった患者さんはどうするべきか
・ご家族からの苦情にはどう対処するか
などなど、様々なケーススタディが、詳しく
分かりやすく紹介されています。
「具体的な事例が知りたい」
「おぼろ気に理解していることをもっと
きちんと理解したい」
といった方に強くオススメいたします。
・患者に寄り添う医療コミュニケーション
(廿日出 庸治・サンルクス株式会社)
7位:良い値決め 悪い値決め
値上げはしたいが、するのが怖い。
そんな方のための一冊です。
「値上げしたことを意識させない」
「値上がり分以上のお得感を打ち出す」
「複数の商品・サービスを組み合わせる」
「こっちよりお得、と思ってもらう」
・良い値決め 悪い値決め(田中靖浩・日本経済新聞社)
6位:あらゆる販促を成功させる「A4」1枚
アンケート実践バイブル
新規のお客様を増やしたい方はもちろん、
・もっと高単価商品を勧めたい
・ついで買いを促したい
・リピートを促したい
・休眠客を掘り起こしたい
・よい従業員を雇いたい
などの希望がおありの方。読んで実践あるのみ。
・あらゆる販促を成功させる「A4」1枚
アンケート実践バイブル(岡本達彦・ダイヤモンド社)
5位:好きになられる能力 ライカビリティ
せっかく来てくださったお客様が、なぜか
リピートしてくれない。
しっかりと話をしたはずなのに。
...という恐ろしい経験が何度もおありの方の
心をえぐってしまったようで、けっこうな
反響がございました。
・好きになられる能力(松崎久純・光文社新書)
4位:やりたいことを全部やる! 時間術
あれもやらないと。
これを忘れてた。
なに、急ぎの用事?
ああ、もう夕方だ。
...バタバタした割に仕事がはかどってない。
目の前の仕事でイッパイイッパイ
考えたり勉強したりする暇がない!
そんな日々を、「時間に追い立てられるの
ではなく、時間を管理する」ことで改善
したいという方にオススメ。
・やりたいことを全部やる!時間術
(臼井由妃・日経ビジネス人文庫)
3位:お客様がずっと通いたくなる「極上の
接客」
お客様に気分良く過ごしていただき、
それこそ用がなくても何度も来てくださる
お店にしたいという方にオススメな一冊です。
「できるだけ早く治ってもらいたい」という
方でも、治るまでキッチリ通っていただく
ためにぜひお読みください。
・お客様がずっと通いたくなる「極上の接客」
(向井邦雄・同文館出版)
1位:【最新版】お客様がずっと通いたく
なる小さなサロンのつくり方
「2位はないのか?」「ありません」
というわけで、8年間売れ続けている
「小さなサロンのつくり方」
の最新版ともう一冊(後述)が同率1位です。
開業前の方は、屋号の決め方や家賃交渉、
テナントの改装工事を利用した集客方法。
開業している方は、
「安すぎる価格を付けてしまった後の角の
立たない値上げの仕方」
「初回お試し価格よりリピート率を格段に
高める値引きの仕方」
「物販に抵抗がある方向けの物販の導入の
仕方」
「予約がいっぱいいっぱいまで埋まるのは
危険信号...なんで?」
など、1サロンに1冊常備したい本です。
・【最新版】小さなサロンのつくり方
1位:小さなサロンのとっておきの販促
こちらは、
「クーポンサイトやフリーペーパーに広告を
ずっと出している」
「なかなかリピートしてもらえない」
「客単価が低いので忙しいのに売上が...」
「キャンペーン? 時間もネタもないよ」
そんなあなたのための本です。
買ってないなら今すぐ買いましょう。
・小さなサロンのとっておきの販促
◆シンプルすぎる要約◆
ベストテンのうち3冊が向井邦雄さん。
向井さん強すぎ。
...今年は本も筆者もバラエティに富ませる
ように、ビジネス向けの本を多く読みます。