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Google流出アルゴリズムから学ぶSEOの秘訣

Googleから流出したアルゴリズムを精査すると、突飛な裏技ではなく当たり前の事がSEOには重要でした。

前回に続いて、Googleから流出した検索エンジンアルゴリズムを元に、SEO施策について説明します。

被リンクは質と量の両方が重要

まず、被リンクの質を「高品質・中品質・低品質」の3つに分類していることが明らかになりました。

被リンクの3つの分類について簡単に説明しておきます。

高品質な被リンク
官公庁や地方自治体、公的な機関のホームページ、
知名度の高いニュースサイト、
Wikipediaの記事からのリンク
中品質な被リンク
業種やジャンル、地域など共通点のあるホームページからのリンク
低品質な被リンク
それ以外の一般的なページからのリンク

SEOのために一番望ましいのは高品質な被リンクです。

もちろん、高品質な被リンクは簡単に手に入りませんので、知恵を絞る必要があります。

官公庁や地方自治体、公的な機関のホームページ

地元の商工会議所・商工会に加入していれば、そちらで紹介ページを作れる可能性が高いです。

また、業界団体に参加していれば、そこのホームページからリンクを張ってもらえるかもしれません。

知名度の高いニュースサイト

これはプレスリリースのノウハウが役立ちます。

簡単に書けば、新聞やテレビなどマスコミが記事にしたくなるような情報を送って取材してもらおうということです。

具体的なノウハウについては、下記のKindle本が簡単で分かりやすいので、興味がある方はご一読を。

Wikipediaの記事

Wikipediaに自社もしくは自分の項目ページを作る場合には、いくつか注意点があります。

下記の記事に目を通していただき、Wikipediaに載っている同業者の項目ページも読んでおくと良いでしょう。

業種やジャンル、地域など共通点のあるホームページ

中品質な被リンクは、高品質な被リンクよりは得やすいです。

同業・似た業種を営む方や、ご近所の方が運営するホームページやブログ・SNSで紹介していただきましょう。

ただし、
「うちを紹介してほしい。リンクも張ってください」
と一方的に頼んでも無視されるのがオチですので、まず自分が相手の方を紹介するとお願いしやすくなります。

昔の「相互リンクのお願い」と同じようなものです。

ブログ記事の著者についての情報を載せておく

これは、ブログ記事に

「この記事を書いたのは誰々です。詳しいプロフィールはこちら」

という記述を載せておくことを勧めています。

これは、WordPressのテーマで対処している場合もありますが、対処していない場合は下記プラグインを導入すると手軽です。

ページに表示されるプロフィール欄だけでなく、構造化データでも著者情報を載せておくとより望ましいです。

※構造化データ:ホームページやブログの構造や内容を、検索エンジンに伝えるためのデータ形式

WordPressで All in One SEOプラグインや YoastSEOプラグインを使っている方は何もしなくて良いはずです。

どちらも使っていないという方には下記プラグインをオススメします。

構造化データの設定が正しくできているかどうかは、下記ページでチェックできます。

チェックした結果、エラーや警告が出ている場合は、そこの箇所を修正する必要があります。
(「重大でない問題」への対応は後回しで良いです)

ホームページやブログの更新は頻繁におこなう

そして ホームページやブログの更新はマメにする方が評価が上がるようです。

Google の流出したデータによると、様々な方法で記事ページの更新日時を取得しようとしています。

  • 記事ページに載せている投稿日や更新日
  • 記事ページのURLに含まれる投稿日
  • 記事内に書かれている日付など

2番目の「記事ページのURLに含まれる投稿日」ですが、たとえばWordPressでは、下記のようにURLに投稿日が含まれるよう設定できます。

https: //www.localnavi.biz/2024/06/25/sample-post/
※このURLをクリックしても何も表示されません

なぜ、Googleはここまで投稿日や更新日にこだわるのでしょうか?

調べ物をしている時に今年の記事と10年前の記事とが出てきたら、どちらの記事を見ますか?

「今いるあたりで美味しいランチを食べたい」
「アプリの使い方を調べたい」
「さっき見たニュースの関連情報を知りたい」

どの場合でも、新しいページをチェックするはずです。

そういう検索需要に応えるために、Googleは新しいページを出しているのでしょう。

「自社ホームページの古い記事を検索結果に出したい」という場合は、古くなった内容を新しくしたり、情報を追加したりして、古い記事を新しくする必要があります。

GoogleSEOをサポートいたします

Google検索で上位を目指すには、下記3つの施策が重要です。

  • なるべく高品質な被リンクを増やす
  • 各ページに著者情報を載せる
  • 新しい記事の追加だけでなく古い記事の更新もする

手順などのポイントを載せてありますので、ご自身で作業を進めやすくしています。

もし、サポートやアドバイスが必要な方は、SEOブートキャンプをご検討ください。

また、SEOを重視したホームページを作り直したいという方には、当会のホームページ制作をオススメします。

前回・今回と「Googleがどういうページを上位に出したいのか」に注目して、対処法を紹介いたしました。自社ホームページやブログのSEOに役立てていただければ幸いです。

GoogleSEOについてのご相談は、下記フォーム・LINE公式アカウントから、お気軽にお寄せください。