「どんな方でも歓迎」をお勧めしない理由
世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。」ブログ記事が為になる内容でした。
【世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。】というブログ記事を先日読みました。
この記事では、おおよそこんな感じの事が書かれています。
素直さや謙虚さに欠ける人には、たとえ世界一のコーチでもコーチングで効果を出せないので、我々にはなおさら無理。
そういう人は相手にせず、自分の話に耳を傾けてくれる人と仕事をしよう。
この見解に異論はありません。
ただ、記事タイトルにちょっと引っかかるところがありました。
世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。
というのは話が逆で、
「素直じゃない人は放っておけばいい(=コーチングをしない)」を実践したから世界一のコーチになれた
のではないかと思ったのです。
例えば、下記のようなお客様がいらっしゃったとします。
- 素直に他人の意見に耳を傾けてくれる人
- 他人の意見を受け入れず、言い訳する人
どちらの方を手助けしたいかといえば、ほとんどの人が後者の素直な人・謙虚な人を選ぶと思います。
素直な人・謙虚な人がお客様だった場合、
- やり取りでストレスがかからない
- 早く成果が出てお客様から感謝される
ということもありますが、
- 改善事例として紹介させていただける
- 「お客様のご感想」を書いていただける
- SNSでの紹介や集客サイトでの口コミ投稿をお願いできる
さらには、
- 困った時に相談していただける
- 長期間にわたって、おつきあいいただける
など、良い関係を築いていける関係になる場合もあります。
一方で、こちらの言っていることを聞いてくれない、理解してくれないお客様は、どうでしょうか?
納得のいく説明をするだけでも、大変な労力がかかります。
その労力や時間に見合うだけの利益を上乗せできたとしても、下手をすると心身が疲れてしまい、業務に支障がでたり、売上が落ちたりというデメリットもでてきます。
そういう方への対策としてホームページ上で
- アドバイスを聞く気がない方
- 自分のやり方に固執する方
など、自店のポリシーに反する方の来訪をお断りする旨を書いておくことは重要です。
そういう方がきちんと読んでくれるとは限りませんが、目に付けば避けてもらえる可能性は大いにあります。
あらかじめ掲載しておけば、万が一、無理な要求をされた際に
「大変申し訳ございません。ホームページにも掲載しているのですが…」
とお断りする時の根拠として、説明することができます。
とは言うものの、
「お客様を選ぶ余裕などない時はお断りしにくい」
と思われるかもしれません。
では、もし素直でない謙虚でない人をお客様にすると、どういうことが起きやすくなるでしょうか?
- 健康(や成績アップなど)のためのアドバイスを行なってくれない
- 「症状改善(や点数アップなど)には、しばらく日数がかかります」という言葉を聞いていないので、すぐ効果が出ることを期待する
- すぐ成果が出ないと、失望して来なくなる
- 最悪の場合、詐欺などとクレームが来る
素直でない人や謙虚でない人は他人の話を聞き入れにくいので、そういった方をお客様にすると、後々やっかいな事になる危険性もはらんでいます。
ホームページ上で、
「こういう方にはご遠慮いただいております」
は書きにくいこともありますが、少なくとも
「どういう方にお越しいただきたいか」
はハッキリ載せておく事は必要です。
「こういう方には来てもらいたくない」
「どういう方に来ていただきたいか」
のほかには、どんな事を載せるべきなのか。
ホームページで集客するためには、どんなところに注意をすべきなのか。
SEO(検索エンジン最適化)はもちろんのことですが、載せる内容も非常に重要です。
Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」で勧めている方針にも、
- 興味深く有益なサイトにする
- 読者が求めているものを把握して提供する
などの記述があります。
ホームページを見直して改善したいという方や、内容を充実させていきたいという方には、これまでに376人受講いただいているメールセミナーをオススメしています。
また、お客様を呼べるホームページを新しく作りたい・作り直したいというご要望も承ります。
持続化補助金などを活用したいという方には、必要に応じて見積書などの書類も作成いたします。
せっかくホームページを作っているのですから、ご自身にとって望ましい方に来ていただけるように活用しましょう。