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アカウントの乗っ取り予防と取り返す方法

Facebookアカウント乗っ取り対策を紹介します。メールアドレス変更時の注意点やパスワードの強化方法など、セキュリティを強化しましょう。

先日、私の知人が、Facebookのアカウントを乗っ取られてしまいました。

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Facebookの場合、メールアドレスを勝手に変更されても、元のメールアドレス宛にメールアドレスが変更された旨のメールが送られます。

ご自身で変更した覚えがない場合、そのメールに書いてあるリンクをクリックすればメールアドレスの変更を無効にできます。

ところが、この方の場合は、登録していたメールアドレスが、今は使っていないものでした。

そのため、メールアドレス変更のメールを受け取ることができず、アカウントが回復できない状態が続いているとのことです。

Facebookでアカウントを乗っ取られた場合、すぐに取り返すために必要な方策は以下の通りです。

  1. Facebookの設定ページを開きます。
  2. 連絡先欄のメールアドレスが、今も使えるものかどうかを確認します。
  3. 使っていないものであれば、メールアドレスを使用しているものに変更します。
  4. もしもの時に備えて、電話番号やスマホのメールアドレスも登録すると、より安心です。

アカウントの乗っ取りは、Facebookだけに限りません。Facebook以外でも、登録してあるメールアドレスの確認と変更を行なってください。

アカウントの乗っ取りは、完全に防ぐことはできませんが、乗っ取られる確率を下げることはできます。

こちらの方策も、あわせて紹介します。

  1. 単語や氏名、生年月日などをパスワードに設定している場合は変更します。
  2. パスワードはサービスごとにすべて別のものを設定します。
    パスワードが多くなると、覚え切れなくなりますので、ブラウザに記憶させましょう。
    安直なログイン情報はすぐ変更しましょう
  3. 銀行やカード会社、Facebook、Amazonなどからメールが届いても、文中のリンクをクリックしない。
    メールで個人情報を盗んで悪用するフィッシング詐欺の被害に遭うのを防止するためです。
    アクセスする場合は、必ずブラウザのお気に入りやGoogleの検索結果からアクセスしましょう。
    フィッシング詐欺 被害にあわないための5カ条
  4. パソコンではセキュリティソフトを使用して、自動更新されるように設定しましょう。(Windows10ならWindows Defenderが良いです)
    スマホの場合は、セキュリティアプリを使用するよりも、怪しいアプリをインストールしないようにすることが重要です。
    App StoreやGoogle Playストアで配布されているアプリは、AppleやGoogleがチェックをしています。
    しかし、それ以外で配布されているアプリは、安全なのかどうか一切の保証がありません。
    App StoreやGoogle Playストア以外からアプリをインストールしないようにしてください。
  5. ワンタイムパスワードや2段階認証などを設定して、ログイン情報を盗まれても不正にアクセスできないようにします。

※ワンタイムパスワード

スマホアプリや専用機器で、一定時間ごとに自動で生成されるパスワードのことです。

ワンタイムパスワードは生成されてから数十秒~数分で無効になるので、たとえ流出しても不正使用はまず無理です。

※2段階認証

パソコンやスマホでログイン情報を入力した後に、別のパソコンやスマホに文字列が届き、その文字列を入力して初めてログインできる仕組みです。

かく言う私も2016年に、古いパスワードを放置したせいで、アマゾンで不正に買い物をされそうになったことがあります。

その時の顛末はこちらをご覧ください。

ドコモ口座などを悪用した不正出金のように、たとえこちらが万全の対策を施しても、外部のサービスから自分の個人情報やログイン情報が流出する危険性は0にはできません。

自衛策としては、最低限、先に書いたような対策を行ない、アカウントへの不正アクセス・乗っ取りを受ける確率を下げるようにしましょう。

  • 不正アクセスされた
  • アカウントが乗っ取られた

などのセキュリティに関するご相談も、有料メールサポートでは承っております。

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