自社ホームページの反応率を高める施策
ホームページの問題点を改善してから、アクセスを増やすようにしてください。」ユーザの立場で読み進められないホームページの改善方法を紹介。
目次
「広告で自社HPへの流入を増やしたい」
「SEOでホームページのアクセスアップを」
「ソーシャルメディアからHPに誘導したい」
などのご相談をいただくことがしばしばございます。
もちろん、こういった施策は有益ですが、その前にチェックすべきことがあります。
「アクセスしてくれた方が、問い合わせや予約をしようと思えるホームページになっているでしょうか?」
どこを改善すれば良いか、いくつかチェックポイントを挙げていきます。
スマホ対応ができていない
2020年現在、地元密着なびの各紹介サイトでスマホ利用者の割合を見ると、少なくとも4割、多いところだと8割になっています。
スマホ対応されていないホームページでは、開いた瞬間に【戻る】ボタンをタップされてしまいます。
最近ホームページを作った場合はスマホ対応はされているはずですが、昔からホームページをお持ちの場合は、スマホ対応をし忘れていることもあります。
この際、スマホ・PC両対応(レスポンシブデザイン)のホームページに作り替えるか、スマホ対応をされるかをご検討ください。
スマホで文字サイズが小さすぎる
タイトルやキャッチフレーズなど、文字を載せた画像をスマホで表示させた時に、文字が小さく読みにくい場合があります。
パソコンの大きな画面では読みやすい文字サイズでも、スマホの5~10センチの画面でそのまま表示させると文字が縮みます。
スマホでは、スマホ画面で読みやすい文字サイズになるように画像を作り替えないといけない場合があるのでご注意ください。
パソコンでも文字サイズが小さすぎる
誰もが視力が良いわけではありません。特に高齢になると老眼や白内障などで、細かい文字を読むのが辛くなってきます。
パソコンでもスマホでも、文字サイズを小さくし過ぎない事が必要です。
目安として、本文は16ピクセルくらいに設定すると読みやすいかと。
文字色と背景色の差が小さく読みにくい
たとえば、落ち着いた感じを演出するために背景が水色で、文字色が青のようにすると、文字が背景に溶け込んで読みにくくなります。
デザインとの兼ね合いはありますが、できるだけ文字色と背景色は差を大きくしましょう。
また、色盲の方だと「赤と緑」「茶色とオレンジ」「ピンクと水色」などの色の区別がほぼ付きません。
逆に青色の濃さに敏感になるそうです。
一方、白内障だと青色がほぼ感じられなくなり、全体的に黄~茶色がかります。
どういう色遣いをすれば、多くの人に見やすくなるかは、下記ページの図表をご参照ください。
・色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法
デザインがシンプルでインパクトがない
シンプルなデザインのホームページは、掲載内容をアピールする力に欠ける場合が少なくありません。
ページを開いた時に目立つものが何もないと、目が滑ってしまいます。
会社やお店のイメージを損なわない範囲で、ページ冒頭に載せるキャッチフレーズを目立たせてください。
何のホームページかが分かりにくい
ホームページを見に来てくださった方に、
「ここは何のホームページなんだろうか?」
と疑問に思わせてしまうと、先に読み進めてくださることは期待できません。
そうならないために、以下のことを最初に載せておくことは重要です。
- どういう方を対象にしているか
- どういう商品やサービスを提供しているか
訴えたい事柄は山ほどあるかと思いますが、お客様の立場で、お客様が知りたいと思うことを書いてください。
見た目にメリハリがなく文章が続く
文字がミッチリと詰まっている文章をスマホやパソコンで読み進めるのは、内容に興味があっても辛いものです。
まして、広告やSNSでちょっと気になったというレベルの人だと、すぐに【戻る】ボタンをタップされかねません。
そこで、
- 見出し
- 写真やイラスト
- 箇条書き
などを使って、見た目にメリハリを付けてください。
問い合わせや来訪する方法が見付からない
内容に興味を持ってくださった方が、いざ
「ちょっと問い合わせてみよう」
「お店に行ってみよう」
と思った時に、お問い合わせ方法やお店の地図が見付からない。
こんな理由でせっかくの見込み客を逃してしまうのは、あまりにもったいない話です。
お問い合わせ方法(LINE・電話・メールフォーム)は目に付くところに載せておくことを強くオススメします。
予約なしで来訪されても困らない場合は、地図ページへのリンクも目立たせましょう。
画面の上または下に、問い合わせボタンや地図へのリンクなどを固定表示させると、お客様が問い合わせや来訪しやすくなります。
レスポンシブデザインのホームページを作りたいという方は、下記をご覧ください。
既存のホームページをスマホ対応させたい場合は、下記サービスをご検討ください。
スマホサイトに固定メニューを設置したい方は、こちらをご一読ください。
上記以外の、ホームページの修正なども承りますので、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォーム・LINE公式アカウントで承ります。
・LINE公式アカウント
お客様が読み進められないホームページにアクセスを集めるのは、穴あきバケツで水を汲むようなものです。
まずホームページの問題点を改善してから、アクセスを増やすようにしてください。
お客様の立場から、ホームページの外観と内容を見直すことが非常に重要です。
そのために当会がお役に立てることがございましたら、できる限り承ります。