今のホームページを今後も使い続けるには(SEO編)
今のホームページを使い続けるためのSEO方法!」タイトルやパンくずリストの設置、見出しタグの活用など、読み進めやすいホームページ作りのポイントを紹介します。
目次
先日、今お持ちのホームページを使い続けるために手直しすべきポイントをいくつか紹介いたしました。
今回はその続きで、今のホームページを使い続けるためのSEOをお届けします。
I.タイトルタグの記述を見直す
タイトルタグの文言は、下図のようにブラウザのタブの部分に表示されます。
ブラウザのタブだけでなく検索結果にタイトルがそのまま表示されることがよくあります。
ページをSNSでシェアする場合に表示されるのもタイトルの文面です。
検索エンジンのプログラムも、SNSを見る人も、タイトルで「そのページにどんな事が書いてあるだろうか?」と判断します。
タイトルから期待した内容と実際の内容とが違っていたら読み進めてはもらえませんし、検索順位にも確実に悪影響が出ます。
実際のページ内容と違う扇情的なタイトルは論外ですが、読んでもピンと来ないようなタイトルもダメです。
各ページのタイトルは、そのページに書いてある内容が端的に分かるように付ける必要があります。
「このページには●●について書いてあるのだな」
くらいの推測が、タイトルを見ただけでできるようにしましょう。
また、「アクセス」「業務案内」と一言しか書いていないタイトルも良くありません。
- アクセス:●●市の××整体院
- 業務案内:●●市の××行政書士事務所
のように屋号・社名も後ろに付けておくと親切で、SEOにも有利です。
II.パンくずリストを設置する
パンくずリストとは、本文の冒頭などにある「今自分はHP内のどのあたりにいるのかを示すための道しるべ」です。
※由来は「ヘンゼルとグレーテル」で、帰り道が分かるようにとヘンゼルが歩きながら落としたパンくず。
たとえば、上図の場合ですと「地元密着なび内のメルマガのバックナンバー、ホームページに関する記事」だと分かります。
ホームページにアクセスした人だけでなく、検索エンジンのプログラムにとっても「ページとページのつながりやホームページの構造」が分かりやすくなります。
そのため、SEOにも有利になりますので、パンくずリストをぜひ設置してください。
WordPressの場合は、Breadcrumb NavXTプラグインを使うのが良いでしょう。
III.文中に見出しタグを設置する
タイトルタグが「このページには何が書いてあるか」を示すのに対して、見出しタグは「これから先の文章には何が書いてあるか」を示します。
見出しなしで文章がひたすら書き連ねてあると、特にスマホでは読みにくいものです。
たとえば、ビジネス書や自己啓発書では、かなり細かく章分けをしてあります。
その方が読み進めやすく、どこまで読んだのかも分かりやすくなります。
「ここの部分が気になるから読んでおこう」
みたいな事もしやすいので、読む側にとってメリットが大きいです。
小まめに見出しを付けて、文章を読み進めやすくしましょう。
それに、見出しを入れることで自然に検索キーワードを追加できますので、SEOにも有利になります。
さらに、WordPressのEasy Table of Contentsプラグインを使えば、文中の見出しを使って自動的に目次を作れます。
作られた目次から各見出しにリンクが貼られて、サイト内リンクが増えます。
そうするとSEOにも多少有利になりますので、WordPressを使っている方は利用してはいかがでしょうか?
IV.検索語についての文章を増やす
たとえば、「斑鳩町の整体院」ホームページなのに、斑鳩町や関連する語句が文中にほとんどないとします。
このホームページが「斑鳩町 整体」で上位に出るのは難しいでしょう。
検索エンジンのプログラムに言わせれば「斑鳩町のこと書いてないじゃないですか」となりますから無理もありません。
だからといって見境なしに「斑鳩町」を追加すると、SEOスパムと見なされる恐れがあります。
そこで、「斑鳩町」と関連する語句も載せるようにしましょう。たとえば、
- 町内の有名な場所:法隆寺・竜田川など
- 町内の地名:龍田・興留など
- 近所の町名:王寺・三郷・大和郡山など
この辺の単語は、所在地の説明を載せたり、お客様の感想を載せたりすれば出てくるものです。
単語を無理やり追加するのではなく、「関連する語句が出てくるような文章」を考えてみてください。
V.全ページに屋号・住所・連絡先を掲載する
みんながみんな、トップページにアクセスしてくれるわけではありません。
検索エンジンやSNSの投稿から、個別ページやブログ記事を訪れる方もいらっしゃいます。
そんな方がページを読んで
「問い合わせてみようかな」
「訪ねてみようかな」
となった時に、すぐ電話番号や住所が見付かるようになっているでしょうか?
連絡先や住所が「弊社について」ページにしか書いてないということはありませんか?
そうならないように、全ページに「屋号・住所・連絡先」を載せておきましょう。
連絡先は御社で対応できるすべてのものを載せておくと、お客様が便利で良いです。
- 電話番号
- メールフォームへのリンク
- LINEアカウントへのリンク
電話番号は、タップで電話がかけられるようにリンクにしましょう。リンク先URLを
tel:000-000-0000
のように書きます。
なお、「屋号・住所・電話番号」の3つはローカルSEO(MEO)では非常に重要な要素とされています。
ホームページやGoogleマップからの集客をしたい方は必ず載せましょう。
VI.ページのヘッダー部分を少なくする
たとえば、スマホでホームページを開いた時に、下図のように
「ヘッダーメニューとタイトル画像」
だけしか表示されていないとしましょう。
ページのタイトルや本文は画面の下に追いやられて表示されませんので、リンクをタップして別ページを開いても、
「あれ、同じページをまた開いた?」
と勘違いさせる恐れがあります。
そしてSEOの点でも、ページを開いた時点で記事タイトルや本文が見える方が望ましいです。
Googleの収入はほぼすべてが広告収入です。
収入を増やすには、検索結果などに載せる広告の露出とクリックを増やす必要があります。
そのために、多くの人にGoogle検索をもっと利用してもらわないといけません。
Google検索の利用を増やすために、検索の精度を高めつつ、利用者が不満を持ちそうなページの順位を下げています。
「どのページを開いても見た目が同じ」というのは、見る人の満足度が下がりますので、Googleにとっても厄介者です。
ページ内容と関係ない部分で順位を下げられないためにも、タイトル画像や冒頭の文言などはコンパクトにしましょう。
昔からSEOについては、正しい情報と間違っている情報が錯綜しています。
間違ったSEO情報を実行して役に立たないならまだしも、下手をするとSEOスパム行為になりかねません。
そうなるリスクを避けながら
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