SEOのために、執筆者の詳細情報を載せましょう
Googleの最新アップデートで順位が下がった理由を解説します。著者や屋号などの情報をきちんと載せることが重要です。詳細な内容と具体的な対策をご紹介します。
目次
2022年5月25日~6月9日にかけてGoogleのコアアルゴリズムアップデートが行なわれました。
コアアルゴリズムアップデートというのは、「どのページを検索結果の上位に出すかという基準を変更する」ものですので、順位が大きく替わることが多いです。
このアップデートで順位が下落したページの特徴の一つに、
- 各ページを書いたのが何者なのかが分かりにくい
というものがあります。
しかし、この記事を読まれるほとんどの方は、
- ホームページには屋号や住所も書いてある。
- 自己紹介のページもちゃんと作ってある。
一体何が足りないというのだ、と思われることでしょう。
そこで、どんなことを載せれば良いのか詳しく説明いたします。
各ページに載せておくべき内容
まず、全ページの本文の最後に、記事を書いた人の名前とその人のプロフィールページへのリンクを載せておきます。
特に複数のスタッフでブログ記事を書いている場合には、必ず書いた人のプロフィールページにリンクを貼るようにしましょう。
できれば、著者の名前とリンクは構造化データにしておくとより良いです。
※下記のような感じに載せてください
また全てのページのフッター部分に、屋号・住所・電話番号の3点セット(サイテーション)を載せておいてください。
この3点セットはグーグルマップの上位表示にも役立ちますので、住所や電話番号を公開したくない方以外は必須です。
そのほか、プライバシーポリシーや、ネット通販を行なっている場合は「特定商取引に関する法律に基づく表示」を載せておくことも必要です。
プロフィールのページに載せておくべき内容
ホームページに掲載している商品やサービスのプロとして、できる限り次のような事を載せておきましょう。
- 業務に関係する資格や免許、博士号・修士号・学位
- これまでに身に付けた理論や実技など
- 業務での実績
- 著作や執筆記事、インタビュー記事
- マスコミ紹介履歴
ただし、特にBtoBの場合、お金を払って取材された記事や、寄付金だけで手に入る学位は載せないのが無難です。
多くの会社社長や自営業者には、「有料で取材します」という電話が何度もかかっています。ニセ大学からのスパムメールも届きます。
からくりを知っている人に、お金で買った実績をアピールしても
「ああ、この人はあれにお金を払ってしまったのか」
と軽蔑されるのがオチです。
そしてできれば、箇条書きでシンプルに載せるのではなく、エピソード(特に苦労話)を交えてこれらの事を紹介できると大変良いです。
ここで挙げた施策が、SEOや反応率アップのマイナスになることは考えられません。
自社ホームページでできていない項目がありましたら、ぜひ行なってください。
WordPressなどなら、テーマによっては設定を見直すだけで表示できます。
テーマが対応していない場合も、テーマを書き換えることで自動的に各記事に著者名とリンクを追加できます。
「対応したいがよくわからない」という方は、下記フォーム・LINE公式アカウントからお問い合わせください。
作業が可能かどうか、可能な場合は作業費用の見積をいたします。