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「ヒカキン流、炎上回避法7箇条」を解説

ヒカキンさんによる炎上回避法7箇条」が話題!SNSやネット上の投稿に役立つアドバイスを紹介します。

ヒカキンさんの「炎上回避法7箇条」が、ここ数日話題になっています。

さっそく見てみたところ、SNSで何かを投稿したり、文章や動画をネット上で公開していたりする人には非常に役立つ内容だったので、ここで紹介いたします。

忙しい人のために7箇条だけを書き出すと、こんな感じです。

  1. 犯罪をしない(当たり前)
  2. LINEとかDMは全部流出していいと思ってやり取りしなさい!
  3. 裏アカを作らない!
  4. デジタルタトゥーを常に意識すること!
  5. ネットではできるだけマイナスなことは言わない!
  6. アンチに付き合ってはいけない!
  7. 不特定多数の人がたくさん集まる所に行かない!
  8. 常に最悪を想定する!

ただし、「不特定多数の人がたくさん集まる所に行かない!」は有名人向けのアドバイスなので、私たち一般人は気にしなくても良いです。

7箇条のほかにもためになる話をいくつもしておられますので、できれば15分だけ時間を取って動画を見てください。

ご覧いただいたら、続きをお読みください。6番目以外の解説をしていきます。

 

LINEとかDMは全部流出していいと思ってやり取りしなさい!

「ごく少数の友達にしか見せてない」はずの写真や動画、ツイートが流出してニュース沙汰になったことは何度もあります。

アルバイト先でバカなことをやった大学生の写真が広まった事が連発したことがありましたが、あれも

LINEなどで内々に公開→友達が面白がってほかに広める

というパターンでニュースになってしまいました。

電話のやり取りだって安心はできません。

今から20年前、電話でのやり取りをネットで公開されて大変な騒ぎになった「東芝クレーマー事件」のような事は、むしろスマホで簡単に録音できる今の方が起こりやすいです。

また、悪ふざけや問題発言だけでなく、「●●さんには特別に対応します」みたいなやり取りも要注意です。

喜んだお客様が悪意なく「こんな素敵な対応をしてくれました」とSNSで投稿してしまっても大丈夫でしょうか?

それを見たほかのお客様から「なんで私にはそういう対応をしてくれなかったんですか!」というクレームがくるかもしれません。

あるいは、「SNSで見たんですが、私もこういう対応をしてください」という要望が押し寄せる可能性もあります。

特別待遇を案内される前に、広められても大丈夫かどうかを考えてみてください。

 

裏アカを作らない!

こちらも、裏アカ(裏で運営しているアカウント)のフォロワーが問題発言などを流出させる可能性はあります。

それだけでなく、自分自身が「表だっては言えない発言を間違って表アカに投稿してしまう」誤爆をしてしまう可能性もあります。

複数アカウントを作るのは良いですが、その場合でも発言には重々気を付けるのが無難です。

 

デジタルタトゥーを常に意識すること!

タトゥー(入れ墨)は、一度入れてしまうとそう簡単には消せません。

それと同じく、ネット上での問題投稿も(特に有名になるほど)消えてくれなくなります。

上述の動画のコメント欄にも、2011年のヒカキンさんの福島原発がらみの問題発言が貼り付けられるという、デジタルタトゥーの悲惨な実例が見られます。

※とはいえ、デジタルタトゥーが10年以上前にしかないというのも、スゴい気はします。

このように、何かあると過去の問題発言や失敗を発掘してこられるので、不用意な投稿は初めからしないのが一番です。

 

ネットではできるだけマイナスなことは言わない!

「●●が好きだ。一生付いていきます」というプラスの発言よりも「●●は嫌いだ。あんなものが好きな奴の気が知れない」というマイナス方向の発言の方が人の神経をいらだたせます。

よほどの●●嫌いでなければ、趣味嗜好が違っていても「そうですか」で済むことが多いです。

しかし「●●は嫌いだ。あんなものが好きな奴の気が知れない」みたいな強いマイナスの発言は、●●好きな人を否定しています。

これでは、喧嘩を売っているのと変わりません。

好きなものについて語って、同好の士と楽しく会話する方が幸せになれそうです。

 

アンチに付き合ってはいけない!

普通のお店や会社なら、誠意をもってクレームに対応する必要があります。

お客様の言う内容が正しい可能性は大いにありますので無視は禁物です。

しかし、「何を言っても悪口雑言をぶつけてくる」アンチとなれば話は別。

真面目に受け止めていたら、あっという間に心が壊れてしまいます。

下手に反論すると、揚げ足を取られることにもなりかねません。

そのため、「ごめんなさい。おわり」くらいで流すしかないのでしょう。

たとえば、Twitterならミュート機能を使って、相手に気付かれないよう非表示にしてしまいましょう。

 

常に最悪を想定する!

マーフィーの法則に、「失敗する可能性があるなら、いずれ失敗する」というものがあります。

マーフィーの法則そのものは、平成の初め頃に面白ネタとして本などで紹介されました。

実際には「失敗する可能性がなくなるまで、問題点を洗い出して改善しろ」という意味合いだったようです。

この理屈で行けば「炎上する可能性があるなら、いずれ炎上する」ことになります。

「これ投稿したら、誤解されて炎上しないかな?」

と少しでも思ったら投稿しない(少なくとも1晩寝かせる)という判断をするのが安全です。

1日たってから客観的に見直すと、問題点が見付かったり、そもそも投稿すべきでない内容だったりすることがあります。

 

日本一有名なYouTuberに比べれば、私も含めてほとんどの人は無名ですし、注目もされていません。

しかし、ご自身やスタッフによる問題投稿のせいで炎上してしまうと、お店や会社が潰れる恐れはあります。

炎上した後の対処法もありますが、油火災に水をかけるような誤った対処で余計に燃え広がらせた実例も見ております。

上記の7箇条を肝に銘じて炎上させないようにしたいものです。

「第三者から見て、私のSNS投稿は大丈夫かチェックしてほしい」

「トラブルがあって炎上してしまったのですが、どうしたら良いでしょうか?」

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