実店舗を構える人が本業の傍らで「ブログ飯」を目指すべきか?
ブログ飯って何?便所飯や忍者めしとは違うの?」と疑問を持った方に向けて、ブログ飯の意味や仕組みを解説しています。ブログ飯は複雑でなかなか手間がかかる副業であり、ブログにアクセスした人が広告をクリックして収入につながるため、集客の狙いがなければ目指すべきではありません。ブログで仕事を引っ張ってきて食事を得る方が成功の可能性が高いという点も指摘しています。
「ブログ飯って何? 便所飯や忍者めしとは違うの?」
と疑問に思われた方もいらっしゃることでしょうから、簡単に説明いたします。
※ブログ飯:
自分のブログに貼り付けた広告からの収入で生活していくこと。
どうでもいいですが、
・便所飯:
一緒に食事をする相手がいなくて、独りで食事しているのを他人に見られたくない人が便所で食事すること。
...実在するんでしょうか?
・忍者めし:
UHA味覚糖のお菓子で、昔の忍者が食べていた非常食みたいなの。
本題に戻ると、ブログ飯で生きていくには、自分のブログを新聞や雑誌のような「広告収入でやっていっているメディア」として運営する必要があります。
仮にもメディアですから、少なからぬ読者が付いて、何度も読んでくれないと成り立ちません。本業の片手間に、というほど気軽なものではないのは明らかです。
それ以上に致命的な問題として、ブログ飯の場合、ブログにアクセスした人に広告をクリックしてもらって(場合によってはリンク先で何かを購入してもらって)初めて収入になります。
収入を得るためには、自分のブログにアクセスした人をよそのホームページに誘導することになります。
しかし、店舗に集客するためにブログを書いている人の場合、自分のブログを見に来た方には自分のホームページを見てもらわないと集客につながりません。
つまり ブログ飯と実店舗の集客ブログとでは、目指すゴールがまったく違うのです。
というか両立し得ません。
うかつに副業とか小遣い稼ぎのためにブログ飯を目指してしまうと、ブログで稼ぐ小遣いと引き換えに見込み客を失うことになります。
「せっかくブログを書いているのだから、広告収入も上げよう」
と思って力を入れると、思わぬ悲劇を呼び込んでしまいます。
くれぐれもご用心ください。
◆シンプルすぎる要約◆
個人的には「ブログ飯」よりも「ブログで仕事を引っぱってきて飯を食う」方が喰っていける確率は格段に高いように思います。