理解と実践につなげるには具体的な事例を
実例が豊富に載っているビジネス書「小さな会社の稼ぐ技術」で、現状を打破するヒントを見つけましょう。-栢野克己/日経BP社
「五人の部隊と三人の部隊が、相手を全滅
させるまで接近戦をすると、五人の部隊が
二人生き残る」
「しかし、これが遠距離戦になると、五人の
部隊が四人生き残る」
有名な経営戦略の一つ、ランチェスター
戦略を雑に要約すると、こうなります。
ええと、これだけで
「そうか、ならうちはランチェスター戦略に
のっとって、●●を××すればいいのか!」
と閃いた方はおられるでしょうか?
もしいたら、もう何も申し上げることは
ございません。このメルマガを読む必要も
ないでしょう。
しかし、ほぼすべての方は
「ふーん、そう。で、それが経営の何の役に
立つの?」
と思うのではないでしょうか?
そちらの方が普通です。
たった一つの言葉が頭にこびりついて、その
事について昼も夜も考え続けるなんてことは、
あったとしても、極々稀です。
私もそうですが、関心を持って実際に試して
みようかなと思うためには、もっと具体的に
・どういう業種の
・どういう会社規模の
・どういう性別年代の
・どういう人生を歩んだ社長が
・どういうキッカケで
・どういう知識を得て
・どういう施策を取って
・どういう凄い結果を得られたか
が解らないと、行動に移すどころか、気に
すら留めません。
だから、怪しい会社も怪しくない会社も、
様々なところで「お客様の声」や「体験談」
を紹介しまくるのです。
縁があった人の気持ちを掴んで、行動に
移させるために。
そして、ビジネス書を読んで
「あー面白かったなー」
で済ませずに1つでも2つでも行動して、
集客や業務などの改善につなげるためには、
1にも2にも「具体的な実例」が必要です。
そんな「具体的な実例」が50ほど載っている
中小零細企業の社長&個人事業者向けの
ビジネス書が最近出ました。
・小さな会社の稼ぐ技術(栢野克己/日経BP社)
あって初めてできる戦略や戦術が満ちてます。
しかしこの本は違います。
小さな会社がランチェスター経営をどう
活かして、どうどん底から這い上がったか?
こういった事例ばかりが載っております。
ですので、
「楽して儲かる」
とかを期待される方は間違っても読んでは
いけません。
「毎日こんなに一生懸命働いてるのに、
なんで来客も売上も利益も増えないんだ」
という方こそお読みください。
読んで1つでも2つでも実践しましょう。
◆シンプルすぎる要約◆
良くない現状を打破するヒントがほしい方、
買いましょう。
読んで損はさせません。
・小さな会社の稼ぐ技術(栢野克己/日経BP社)