意志や意識に頼らず、動く仕組みを作ろう(小さな会社の儲かる整頓)
スタッフの動きに悩んでいる人必見!整頓の仕組み作りで職場を改善しましょう。参考になる本はこちらです。
スタッフを抱えていて、
「スタッフが期待したように動いてくれない」
という悩みを持たない方はごく少ないかと
思います。
そんな悩みを解決するため、職場にいろんな
標語のポスターを貼りたくなったりします。
あるいは自分で職場を整理整頓して、今後は
自分で決めた位置にきちんと片付けようと
思っても、気が付いたらうやむやになって
しまったり。
...書いていて胸が痛くなってきました。
ともかく、他人は言ったとおりには動いて
くれませんし、過去の自分が決めたとおり
未来の自分は動いてくれません。
従業員に「経営者目線を持って仕事しろ」と
言ったら
「なら経営者なみの権限と給料をよこせ」
と返されるのがオチです。
「強い意志」や「高い意識」は、基本あまり
当てにすべきものではありません。
代わりに当てにすべきものは「仕組み」です。
・不要な小物や在庫品を貯め込んでしまう
→収納家具をなくして目に付く所に全部置く
・スタッフの掃除が雑だ
→毎日少しずつ掃除して手抜きを見えやすく
・道具の置き場所が一定しない
→置き場所に道具の輪郭を取って場所を固定
・必要な道具を探して右往左往
→必要な道具一式を(重複覚悟で)まとめる
...とまあ、こんな風に「職場がうまく回る
仕組み作り」が豊富なカラー写真付きで
大量に載っているのが
・小さな会社の儲かる整頓(小山昇・日経BP社)
1人で仕事をしている人でも参考になる
部分は多いですが、スタッフを抱える人の
方が、より役立つはずです。
少なくない部分で、自分で決めて自分でやる
には「強い意志」が必要そうですので。
なお、「強い意志」や「高い意識」に必要な
「自分が決めた目標を植え付け続ける」にも
仕組みが役立ちます。
たとえばパソコンやスマホの壁紙を、綺麗な
景色や家族・ペットの写真から、
「目標の文言をGIF画像にしたもの」
に替えれば、嫌でも毎日目標を確認できます。
◆シンプルすぎる要約◆
「抵抗なく続けられる仕組み作り」という
観点から読むと、参考になる部分が多いです。
・小さな会社の儲かる整頓(小山昇・日経BP社)