「のび太」は本当にダメ人間だったのでしょうか?
のび太」といえば、ダメなイメージがありますよね。でも、彼が立ち上げた会社は大成功しているのでは?驚きの展開に目が離せません!
ドラえもんの1巻を読んでいた息子いわく。
「孫の孫の代まで掛かっても返し切れへんほど借金を作るなんて、のび太ってダメすぎやん」
まあ、確かにのび太はどう考えてもダメ人間としか言いようがありません。
- 勉強はできないしする気もない。
- 運動神経はほぼゼロ。
- スポーツのルールも良く分かってない。
- すぐに怠けて楽をしたがる。
- 適当な事を言って後でえらい目にあう。
- 立場が強くなるとすぐに偉そうになる。
- かなりスケベ。
映画版ドラえもんで活躍するのび太とは100%別人です。
「ダメ過ぎ」と言われても無理もありません。
でも、ちょっと考えてみてください。先生は「孫の孫の代までかかっても返し切れないほどの借金」をすることができますか?
私は無理です。
いいとこ、佐川急便かどこかでキリキリ働けば数年で返せるくらいの借金しかできそうにありません。
金を貸す(特に事業資金を貸し出す)という事は、貸した金額以上に利益を上げて、利息を付けて返してくれると見込んでのことでしょう。
「ダメだこいつは。不渡りだしてぶっ潰れるな」と思うような相手に、何が悲しくて融資をしないといけないんでしょうか?
ということは、会社を立ち上げたのび太にお金を貸した人や会社は、のび太の会社が利益を上げると見込んで融資をしたはずです。
ということは、のび太は「ダメ人間」どころかすっかり大物になっていたのではないでしょうか?
……ほんまかいな?