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他人が知らない「本当の自分」なんてあるのか?

他人からの評価が「本当の自分」なのか、自己イメージが正しいのかを考える記事。

「他人には『本当の自分』なんて分からないんだ!」
10代の頃には良く思いがちですね、と書こうと思ったの
ですが、良く考えたら「自分探し」なんて最近の流行り
文句だって『本当の自分』あるいは『本来の自分』など
という概念があっての話です。
ありがちなのは
「周りの人には●●だと思われているけど、
実は自分の性格は××なんだ」
みたいな他人が思っている自分と、自分自身がイメージ
している自分とのギャップでしょう。
あるいは、
「おれって周りの人に良く誤解されるんだ」
みたいなこと。
しかしそれってどうなんでしょうね?
周りの人から「あの人は身勝手だ」と言われているなら
原因は1つしかありません。あなた自身がどう思ってい
ようとあなたの言動が「身勝手な人」の言動だからです。
「あの人はどうも取っ付きにくい」と思われているなら、
あなた自身が実際には話せる人であろうと、普段の言動
が「取っ付きにくい人」の言動なんだと思うべきです。
それ以上に問題なのは、自分で情報発信をした時に、そ
の情報から想像される自分と、書いている本人が思って
いる自分自身のギャップです。
私自身の例で言えば、
・生真面目で固い人(絵文字を全く使わないから?)
という「誤解」は良くある話で、前職(ダイエット食品
のネット販売)の際には、掲示板などでやり取りするお
客様に女性だと思われていたくらいです。
書き込む時に下の名前を書かなかったとか、一人称が
「私」だとか、文章が中性的だとか、女性特有の悩み
にも平然と答えて(もちろんちゃんと文献に当たって)
いたとか、思い当たる節は多々あります。
※ちなみに私が男性だと「わかった」のは、30歳の誕生
日に「オレは何も悪い事をしていない。なのになんで30
歳にならきゃいけないんだ」と書き込んだからです。
つまり、リアルに接している人には自分の言動で「あな
たという人」を判断されますし、ネットや書籍などで接
している人には自分が書いた文章で評価されます。
そしてそれはやっぱり「本当の自分」なわけです。少な
くとも「本当の自分の一部」ではあります。
…てなことを下記ブログ記事や関連記事を見ながら思っ
た次第。
虚像もまた自分 in 404 Blog Not Found
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
他人から見た自分はやっぱり「本当の自分」なのです。
そんなのは「本当の自分」じゃないなどと無視しちゃい
けません。