●「価格改定のお知らせ」と「値上げのお知らせ」の差
生協の値上げ攻撃についての疑問や告知の大切さについて述べられています。お客様に対して正直で信頼性のある情報を提供することが重要です。
うちでは宅配専門の生協を利用しております。食べ物が
美味いので重宝しておりますが、とうもろこしなどの飼
料作物の高騰と原油価格の暴騰が影響して、あれこれと
値上げ攻撃を受け続けております。
農林水産業の方や食品メーカーの方に適正な利益を上げ
ていただかないとミートホープみたいになりかねません
から、それはしょうがないのですが、ちょっと疑問が。
チラシに「価格改定のお知らせ」と書いてあるのです。
改定というのは読んで字のごとく「改めて定める」わけ
です。値段が上がろうが下がろうが、値段を変えるなら
「価格改定」のはずです。
でも、ちょっと前に何か値下げした時には「価格改定」
ではなく「値下げ」って書いていたような記憶が。
値下げする時には「値下げ」と率直に書いておいて、値
上げする時には「価格改定」とぼやかすのは、今ひとつ
首尾一貫性に欠けるというものではないでしょうか?
…そんな事はチラシを書いている人だって百も承知の事
でしょう。それでも「値上げ」ではなく「価格改定」と
書くのは何故か?
「値上げ」という表現がストレートすぎてお客様に悪い
印象を与えるのを恐れての事だと思います。
でも私は遠慮なく「メールセミナー明日値上げ」などと
書いてます。先生方に悪印象を与えるのが怖くないんで
しょうか?
悪印象を恐れて「価格改定」とぼやかして書いた挙句に、
「知らない間に値上げしていた。何ということだ!」
と思われる方が私にはよっぽど問題です。
先に書いた生協のチラシでも「値上げします」とは書い
ていないのに「今週から値上げしました」とは書いてあ
るのです。
「こら、『値上げしました』ってどういうこっちゃ!
そうと知ってれば値上げ前に買うのに!」
これが私の心の声です。はい。
お客様に利益になる事も、不利益になる事も、うやむや
にしないできちんと告知しないと信用をなくす元です。
私も気を付けます。
◆シンプルすぎる要約◆
お客様に利益になる事も、不利益になる事も、うやむや
にしないできちんと告知すべきです。