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お客様に送る来年の年賀状はもう用意されましたか?

年が明けてから出すべきだそうです。そうすれば、より丁寧に読んでもらえる可能性が高いですよ。

今年もあと20日ほどで終わりです。
今年が終われば来年のお正月がお待ちかねです。
つまり、元旦に年賀状を届けようと思ったらあと15日で
仕上げて、郵便局に持って行かないといけません。
私のようなテキトー人間でなければ、きちんとお客様や
お得意様に送る年賀状の準備を進めておられることと思
います。
 
 
ところで、ここで今年のお正月を思い出してみてくださ
い。ご自身に届いた年賀状をどれくらいきちんとチェッ
クしたかを。
特に「身内や友人知人以外」からの年賀状。
1通ずつきちんと目を通して、
「おお、ここのお店から年賀状が届いたのか。義理堅い
な、正月明けにはぜひ行こう」
と思われましたか?
それとも、文面チェックすらもせず
「あ、これはお年玉くじが付いてるから15日まで置いて
おこう。…ん、これはくじ無しか。ポイ」
こんな感じでしょうか?
 
 
年賀状がたくさん届くような方だと、それこそ身内や友
人知人、あとは義理を欠かせない取引先を選り分けるだ
けで手一杯になっていることでしょう。
そこに「お得な情報」の年賀状が入っていても、右から
左にポイ、が関の山です。
 
 
昔から「木の葉は森に隠せ」と申します。木の葉を森に
持って行ったら山ほどある他の木の葉に埋もれてしまい
ますから。
隠すのではなく強調したいのなら、まかり間違っても森
の中になど持って行ってはいけません。ちゃんと、木の
葉が一枚もないような場所に飾っておくべきです。
あなたの年賀状が「木の葉」だとしたら、元旦の郵便受
けはまさに「森の中」です。1年でもっとも郵便物を送
ってはいけない日とさえ言えます。
 
 
ハガキ代と印刷代をムダにしたくない、とお思いでした
ら、年賀状は「年が明けてから」出すべきです。
お年玉付き年賀ハガキの抽選が終わってから、というの
はあんまりですが、個人宛なら三が日が明けた4~5日
くらい、法人宛なら仕事始め翌日の6日くらいが読まれ
やすいかと。
 
 
…え、年が明けてから年賀状を出すなんて非礼なことが
できるか?
ちょっと待ってください。
たとえば、朝のあいさつは朝になってからするのが当た
り前です。前の晩の23時ごろにあらかじめ「おはよう」
とあいさつをするなんて聞いたことがありません。
だから、新年のあいさつだって年が明けてからでもいい
んです。いえ、むしろそうすべきです。
そういうことにしておきましょう。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
既存のお客様にリピートをしてもらうための年賀状なら、
元旦に届くようになど送るべきではありません。