悪い口コミを起こさせない事と起こった後のフォロー
京都府園部町の「るり溪温泉」の悪い口コミを信じず実際に行ってみると、非常に楽しい旅行になったとの体験談を紹介しています。接客問題についても改善の大切さを述べています。
先週の金~土に1泊2日で京都府園部町の「るり溪温泉」という避暑地に家族旅行に行ってきました。
行く直前になって気まぐれに口コミサイトで行き先の旅館を調べてみたら、何やら接客態度に関する良からぬ口コミがいくつか書いてあるじゃないですか。
うーむ、こういう事は申し込む前に調べておくべきだった。断じて旅行に行く直前に見るもんじゃありません。
愛想も何もない接客をされたのではたまらんな、と思いつつ、るり溪温泉に向かいました。
いきなり結論から書いておくとすべて杞憂でした。
丹波牛も地場の野菜も豆腐も卵も、出てくる食べ物がみんな美味しい上に、温泉も竹炭を敷き詰めた浴場や檜の樽の浴槽、フィッシュテラピーに岩盤浴、温水プールに露天風呂と色々楽しめました。
肝心の接客態度も満足できるものでしたし、お土産も丹波・但馬・丹後の3国の名産が並んでいたので、あれやこれやと買い込んで帰ってきました。
どうも書き込みを読む限りでは、「忙しいと愛想がなくなる」ようですし、実際にチェックアウト時には受付の女性が一人でてんてこ舞いでした。
※我が家は金~土に出掛けたので、あまり忙しくなかったという事のようです。
忙しいと心の余裕がなくなるのは無理もない事ですから、忙しい時間帯にはフロントにあと一人多く配置するだけでもずいぶん違うはずです。
「●●さんは無愛想だから」と「個人の資質」で済ませるのは下の下策です。そんなんで済むなら従業員教育も管理職も必要ありません。
「接客がなってない」などの悪い口コミが起こらないようにするのがベストです。しかし、悪い口コミが書き込まれてしまった以上は、そこから問題点を洗い出して改善しましょう。
そうしなければ、いくら担当者や支配人がお詫びを並び立てても意味がありません。何しろ問題点は何にも改善されていないのですから。
悪い口コミが起こってしまったら、単にお詫びするだけでは意味がありません。問題点を洗い出して改善する事こそ何よりのフォローです。