フレームを使ったホームページをフレームなしに改造しただけで
ホームページのフレーム構造を改造した結果、ヤフーでの検索順位が急上昇!詳細な比較データも公開。フレーム構造のデメリットとは?必見の情報です!
東京都のF先生から現状のご報告をいただきました。
さて、10月にホームページをフレームレス構造に改造していただいた効果が表れています。
ヤフーでの検索順位が、「●●(23区内の地域名) 整体」で60位台→20位くらいに急上昇しました。
「●● カイロ」だと安定して5位前後に出てきます。
グーグルよりヤフーの方が順位が良いようです。
ヤフーの方が利用者が多いと聞きますので、これは大変有利かと思います。
ありがとうございました。
F先生のホームページは、あれこれとヤフーやグーグルでの順位を上げるための施策をしていたのに、どうしても順位が上がりません。
これはやはり「フレーム構造」になっているのが原因ではないか、ということで、フレームなしに改造をいたしました。
※こういう右と左で別のページを表示させるのがフレーム構造です。
左メニューを1つ作れば済むというのがフレームのメリットですが、このメリットを埋め尽くして余りあるデメリットがあります。
フレームを使ったホームページのデメリットというと、昔は
フレームの中に表示されるページはヤフーやグーグルのプログラムが読み取れないからダメだ
と言われていました。
今どきこんな事を得々と語るSEO業者がいたら「時代遅れ」のレッテルを貼り付けて無視していただいて結構です。
今はもうヤフーもグーグルもフレームの中身を巡回できます。
今でもフレームが問題なのは、ホームページ内部で張り巡らされるリンクの総数が少なくなる事に尽きます。
ホームページ内部でリンクを張り巡らせれば巡らせるほど、SEO(検索エンジン対策)には有効とされていますし実際そうです。
・普通のホームページでのリンクの張り巡らされ方
・フレームのホームページでのリンクの張り巡らされ方
矢印の始まりのページから矢印の先のページにリンクを張っているということを示しています。相互にリンクしあっている場合は、煩雑すぎるので往復矢印にしてありますが。
普通のホームページのリンクは全ページから全ページにリンクを張っているので、6ページのホームページでも30のリンクが張られています。
これに対して、フレームのホームページでは、構造がちょっと複雑になります。
まず、トップページの中に右メインページと左メニューページを表示させるために2つのリンクを張ります。
続いて、左メニューページから右メインページやページ1~5にリンクが1本ずつ張られています。
そして、ページ1~5からトップページに戻るためのリンクとして右メインページにリンクを張ります。
つまり、リンクの数は2+6+5=13です。
たった6ページのホームページの場合でも、フレーム有りとフレームなしとで、倍以上の差が付いています。しかも、この差はページ数が増えれば増えるほど大きくなります。
しかも、フレームを使った場合、トップページへのリンクがほとんどなくなるというのも大きな問題です。
フレームを使ったホームページを持っている方は、すぐにフレームを使わない形に作り替えてください。