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いちいちスクロールまでしてホームページを見てくれない、か?

ページのスクロールはしない」という説に反論。興味を持たせる文章・レイアウトならスクロールしてもらえる可能性が高い。要点を整理し、見やすくする技術も伝授。

「1ページに情報量を盛り込んで縦長になってしまったら、わざわざ
スクロールしてまで読んではくれない」
良くそう言われます。
ホームページに長い文章を書いても読まれない。
ほとんどの人はパッと開いた画面からスクロールしない。
でも、本当にそうでしょうか?
下記のブログ記事で
「男性の顔写真がズラリと並んだページを女の人に見てもらう」
「女の人の顔写真がズラリと並んだページを男性に見てもらう」
という実験をした結果が公表されています。
【実験】ページは本当にスクロールされない?
アイトラッキングという視線の動きをチェックする機械を使って、
写真がズラリと並んだページを見てもらう実験の結論がこれです。
> つまり、この実験から解ったことはこういうことだ。
> スクロール先のコンテンツに期待が持てればスクロールされる
…写真と文章では違うだろうといわれれば、きっとその通りですが、
結論は同じになるはずです。
そのページに続きがある事が分かりやすく、続きを見たいと思って
もらえればスクロールしてもらえます。
さらに言えば、「長文なんて読まない」という人はホームページに
書いてある文章の内容に興味を持っていない人です。
必要に迫られていて興味を持っていれば、ちょっとやそっとの長文
でも厭わずに読み進めるものですから。
もちろん、読む気になれないような文章・レイアウトではダメです。
・1段落が5行以上になっている。
・行間が詰まっている。
・見出しや箇条書きなど見た目のメリハリがない。
・「。」「、」が少なく1文が長い。
・文中に漢字が多い。
・本文がやたらと色とりどりになっている。
こういうページは読み進めるのが苦痛です。この逆になるように
・1段落を5行以内に収める。
・行間を適度に空ける。
・見出しや箇条書きなどで見た目にメリハリを付ける。
・1文は短めに。30字くらいをめどに。
・なるべく漢字をへらす。特に熟語。
・文字色は「地の色+強調+リンク」の3色が無難。
心掛けてください。
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
ホームページ(特にトップページ)は読みやすい文章とレイアウトで、
まず興味を持ってもらいましょう。そうすれば読み進めてもらえます。