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生涯現役を目指して「最高齢プロフェッショナルの教え」を乞う

最高齢プロフェッショナルの教え」は、現役で活躍する高齢者の物語を通じて、生涯現役を目指す人に感動と勇気を与えてくれる一冊です。歳を重ねても仕事や夢を追い続ける姿に共感できること間違いなしです!

当「地元密着なび」の各紹介サイトにご登録いただいている方々の
うち、多くの方は生涯現役を目指しているのではないでしょうか?

会社や官公庁などに勤めていると「定年退職」が待っていますが、
個人や小さな会社で仕事をする分には定年などありませんから。

それに、このご時世に国民年金で安楽な老後を過ごすというのは、
期待する方が間違っているでしょうし。

私も「一発当てて、あとは優雅にリタイヤ生活」などという寝言を
唱える気は全くなく、生涯現役で仕事をしたいと思ってます。

でも、まだ40歳の私が平均寿命の80歳まで生きるとして、あと40年。
生まれてからと同じ年数を仕事をしながら生きていくというのが、
どうにもピンと来ません。

そんな時に見付けたのがこの本です。
最高齢プロフェッショナルの教え(徳間出版取材班)

どれくらい高齢かというと、JRA騎手の安藤光彰さんが51歳で
ぶっちぎりの最年少。
その次に若い方がギター職人の矢入一男さん78歳!

逆に最高齢の方は103歳の声楽家・嘉納愛子さんです。

あとはもう80台が7人、90台が5人。平伏するしかありません。

で、冒頭の最高齢現役漫画家・やなせたかしさんの記事から
もう痺れます。(ちなみに水木しげるさんは2歳下)

業として漫画を描き始めたのが戦後間もなく。

しばらくは羽振り良くやっていたものの、天才・手塚治虫の台頭も
あって、それまで主流だった一コマ漫画が壊滅状態。

そこからは「NHKテレビで漫画の講師」→「テレビ番組の台本書き」
→「劇場の舞台美術」→「ラジオドラマの脚本」
→「その台本を絵本化」→「もっと何か書いてください」
→「あんパンが飛んでいって子供に顔を食べさせる絵本」

こんな変な本が売れる訳がない、と言われながら子供にバカウケ。
アニメも「きっと半年で終わるでしょう」のはずが23年目に突入。

他の方の話を読んでいると、はじめから他の仕事はせずに、天職を
一筋に貫いている方もいらっしゃいます。むしろ多数派。

一方、とりあえず始めた仕事が紆余曲折の末、60年続いている方や、
40歳を過ぎて再起を図って始めた仕事が今までずっと続いている方。

どの方の場合でも、「目の前の仕事」と「人との縁」を大事にして
きたことだけは共通しているのが「さもありなん」です。
最高齢プロフェッショナルの教え(徳間出版取材班)

◆シンプルすぎる要約◆
若い人が高校生や大学生のうちに読むのも良いでしょうが、
「自分はもう若くないし」と思ってる人が読むのがもっと良さそう。
この人たちに比べたら、たいがいの人は「小僧・小娘」ですから。