もっともらしい話を信じてしまう前にちょっと保留した方がいい
食べログ」不正指弾ツイートの拡散から明らかになった不正営業の実態と、韓国のK-POP再生数捏造のクソ誤報にいかに人々が惑わされるかを考えさせられる。(98文字)
・爆発的に拡散した「食べログ」不正指弾ツイート
企業イメージまで覆す「140文字の恐怖」
「たった今、食べログの営業から電話あり。お金を払うと人気
ランキングの4位以内に入れるとの事。??。お金なのね。不正な
事はしたくないと、お断りしました。」
これが猛烈な勢いで広まったそうですが、数時間後には訂正が。
「リツイート希望。訂正とお詫び。六時間前の文章で『食べログの
営業』と書き込みましたが、実際には確認がとれていなくツイートを
してしまいました。食べログの関係者の方にはご迷惑をおかけ
しました。申し訳ありませんでした。」
・Searchina発のクソ誤報がwebで大拡散して恥ずかしいでござるの巻
リンク先を読むのが面倒な方のために事の次第を要約すると、
・サーチナというニュースサイトが「韓国が国家ぐるみでK-POPの
再生数を捏造したため、Youtubeが韓国からのアクセスを切断して、
動画の閲覧も投稿もできなくなった」というニュースを流す。
・ヤフーニュースにも取り上げられて、あちこちに広まる。
・「韓国からYoutubeの閲覧も投稿もできるぞ」という複数の指摘が。
その後、サーチナが上記の記事を全く別のAKB関連の記事に差し替え。
「そんなヨタ記事を載せた覚えは有りません」
とでも言い張ろうというのでしょうか?
まず1つ目の「食べログの営業」話についてですが、これは全くの
ヨタ話でなければ「どこかの口コミスパム会社の営業電話」だった
のだろうと推測できます。
なんでか?
これが仮に事実だとした場合、ランキングの上に出る[PR]欄に
広告を出してるお店の立場はどうなるのでしょうか?
[PR]欄に広告を出したって評価は上がらないのですから、それなら
ヤラセで評価を4点くらいに上げてもらう方が良いに決まってます。
2つ目は、思い込みと勘違いの産物のようです。
・韓国のインターネット実名制、米紙が「マヌケなアイデア」と酷評
という記事を誤読してできあがったヨタ記事ではないかと推測します。
なお、上記の記事で言及されている韓国からのyoutube閲覧の遮断は
最近のことではなく「2年前の話」です。
・ユーチューブ韓国版に機能制限 動画投稿や書き込み不可に
※今もこの制限が続いているのかどうかは分かりません。
ま、私もしばらく前にこんなデタラメ記事を書いてしまったので、
あまり偉そうなことを言えた義理ではありませんが。
・ヤフーのID・パスワードが漏れた恐れが!
◆シンプルすぎる要約◆
人はどうも「いかにも有りそうだ」と思うと疑わなくなるみたい。
いやもうホント、私ももっと注意しないと。