既婚者に「あんた、いつになったら結婚するの?」という広告が
フェイスブック広告は、自分の商品やサービスに合った人にだけ見せることができます。しかし、それをうまく活用しないと、無駄なクリックや不適切なお客さまを引き寄せることになります。この文章では、既婚者に結婚相談所の広告を見せるという失敗例をもとに、フェイスブック広告のターゲティングの重要性を説きます。また、広告の内容にも注意を払う必要があるとアドバイスします。
広告なんてそんなもんだろう、と思われるかもしれません。
たとえばマンションの集合ポストには、
・賃貸住まいなのに「マンションを売ってください」チラシ。
・大型ゴミを処分した直後に「無料で不要品を引き取ります」。
電話がかかってきたかと思うと、
・御社ホームページをヤフーの上位に出しませんか?
・●●新聞の広告枠が1つだけ空きましたのでぜひ!
・有名人の××さんが御社を取材にうかがいます。
などなど、こちらが全く興味を持たない広告営業ばかりですから。
でも、少なくともフェイスブック上で出るフェイスブック広告で
やってくれると、広告を管理している人を問い詰めたくなります。
なぜか?
フェイスブック広告は、ある程度ですが「どういう人に出すか」を
コントロールできます。
・性別・年齢
・住んでいる地域(市区町村レベルまで)
・関心を持っている事柄
・最近起こったイベント(まもなく誕生日。引越直後など)
そして、「既婚かどうか? 特定の相手がいるかどうか?」でも
絞り込みが出来ます。
つまり、タイトルに書いたような結婚相談所の広告を、既婚者の
私に見せてしまうというのは、担当者の明らかな手抜きなのです。
ちなみに私、何の広告なのかがイマイチ良く分からなかったので、
広告をクリックしてリンク先を見ています。
広告主の側からすれば、こんなクリックは無駄クリックですし、
1クリックいくらかけているのかは知りませんが無駄金です。
しかし、対象外の人が広告をクリックするくらい、大した問題では
ないのかもしれません。
広告やホームページなどの表現次第では、
> 明らかに自分が対象にしていない人がお客さまになってしまう
という、さらに恐ろしい事が起こりますから。
そうならないよう、広告などの内容にはくれぐれもご注意を。
◆シンプルすぎる要約◆
広告のクリック単価はたかが知れていますが、どう考えても相性が
悪い方がお客様になってしまうとお互い大変な不幸です。