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世に言う「炎上マーケティング」って本当に有効なのでしょうか

炎上マーケティング」は問題発言で注目を集める手法ですが、炎上しても集客効果はないことがわかりました。結局、精神的な負担だけでメリットはなさそうです。

炎上マーケティング(*1)という言葉があります。
*炎上マーケティング:
多くの人に批判されることが予想される問題発言をあえてして、
ホームページやブログに大量のアクセスを呼び込む手法。
...ということになっていますが、実際は、不用意な問題発言を
ボコボコに叩かれた後の「負け惜しみ」や、部外者による勝手な
決めつけである事が多いようです。
「悪名は無名に勝る」という言葉もありますが、こと集客に関して
この言葉を真に受けても良いのでしょうか?
※事例1:
・Togetterの社長を辞任しました - UEI shi3zの日記

上記のブログ記事は、ツイッターのつぶやきをまとめて読みやすく
できる「Togetter」というサービスの元社長が書いたものです。
本題の「経営感覚ゼロの創業者を、ベンチャーキャピタルが人を
送り込んでまっとうな社長に叩き直す」話が興味津々。
それもさることながら、余談の「炎上コンテンツは収益に全く
貢献しない」話が興味深いです。
Togetterは「問題ツイートをまとめてボロクソに叩く」という難儀な
使い方もひんぱんにされます。
※もっとも、まとめた本人がボロクソ叩かれる事も多いですが。
そういうまとめには、アクセスは大量に来るものの、叩きに来る
人は広告なんかクリックしないので、サーバーに負担がかかるだけ。
なので会社の利益には全く貢献しません。
※事例2:
・血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について

という記事が、
「血液差別の愚かさを人種差別で説得するとか意味不明」
「本気で血液型占いなんか信じてる奴いねーよ」
「血液型占いは根拠ゼロだが、ここに書いてある理屈は変」
などフルボッコに叩かれました。
その結果、アクセス数が激増したそうなのですが、記事を書いた
永江一石さんいわく、
> 昨日のエントリーを炎上狙いのアフリエーターと揶揄していた
> 君たちに告ぐ。アクセスは4万人弱あったが、アマゾンの昨日の
> アフィ収入は273円だ。どうだ。参ったか。

ほとんどアフィリエイトリンクがクリックされていなかった模様。
批判的な人が押し寄せてきた場合に、問題になっているページ以外を
見てもらえるなどと期待するのは間違いです。
そもそもが、批判的なコメント・ツイート・シェア・ブクマをする
のが目的なので、肝心の内容すらろくに読まれないと覚悟すべきです。
 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
結局、精神的にグッタリ来るだけでメリットは皆無そうです。