地元密着なびメールマガジンはこちら

フェイスブックの「おはようございまスパム」に何のメリットが

フェイスブックで朝から「おはようございまスパム」コメントをすることで、エッジランクを上げることができるという情報があるが、これは本当に効果的なのか考えてみよう。

フェイスブック上で朝から「友達」の投稿に
> 「おはようございます!今日も素敵な一日を」
> 「おはようございます。●●さんに雪崩のごとく良き事が降り
> 注ぎますように」
といった「あいさつだけのコメント」が付いているのを見た事は
ないでしょうか?
あいさつの投稿にあいさつのコメントを付けるのは普通です。
でも、投稿の内容があいさつとは関係ないのに、コメントは朝の
あいさつだけだと、何だか違和感のある光景ですよね。
人呼んで「おはようございまスパム」。
私が名付けたわけではないですが、気に入ったので愛用してます。
「おはようございまスパム」を多用すると、本文を1文字も
読まなくてもコメントができるので、手っ取り早くエッジランク
(友達との親密度を数値化したもの)を上げられます。
便利ですね。
エッジランクを上げれば友達のニュースフィードに自分の投稿が
出やすくなりますから、より関係が深まって
・仕事の依頼をしてもらえるかも
・商品やサービスを購入してもらえるかも
・ホームページやブログを読んでもらえるかも
と、期待が高まります。
...ちょっと待って。その発想、どこかおかしくないですか?
ええと、投稿文と関係のない「おはようございまスパム」を投稿
した相手は、そもそも自分に好意的になるものでしょうか?
もちろん、枯れ木も山の賑わいという諺のように、中には
「おはようございまスパム」でもコメントがないよりマシ、
という方もいるでしょう。
それは否定しません。
しかし、少なくとも私がされたら、
「この人、いつも挨拶コメントしかくれないな」
「私が投稿した内容なんて読んでないんじゃないの?」
と、エッジランク以上に残念ランクが増える一方で、友達を
止めるかもしれません。
少なくとも親密度や信用度が上がる気はしません。
※「おはよう」投稿をしないせいか、朝から投稿をしないせいか、
私には「おはようございまスパム」は来ないので推測ですが。
前に私は「自動コメント用プログラムなんじゃないか」と疑って
いましたが、大部分はそうではなさそうです。
※ないとは言い切れないし、あるとは思いますが。
フェイスブックのこの投稿

にいただいたコメントによると、
> 詳しくは知らないのですが、
> 「facebook勉強会」みたいなものの講師は、
> 「早朝に おはようございます。 等の挨拶を心がけるように」と
> 指導しているそうです。
>
> これによって、facebookのロボットが、
> その人に対して加点してくれるのだそう。
>
> 実際そういった勉強会に参加していないので
> 仕組みはわからないのですが、
> 参加した人は、ことごとく、翌朝から
> あちこちで「おはようございます」をやってます。
フェイスブック上で友達と交流を深めるのはいいとして、機械的に
「おはようございまスパム」を投稿して意味があるのか、くらいは
ご自身で考えてみてほしいです。
 
 
 
 
 
 
 
◆シンプルすぎる要約◆
機械的な作業が必要な場面はいろいろありますが、人と接触する
場面で「機械的な作業」を見せつけるのは逆効果です。