UCCがツイッター(140字限定のブログ)で暴走した経緯を妄想した
UCCがツイッターでスパム行為をしてアカウント凍結される事態。大企業がこんなこと…驚きです。
2月5日に、ツイッター上でUCCがキャンペーンと称してスパム行為を
行い、アカウント凍結→謝罪文の掲載という事態が起こりました。
・企業がtwitterスパムを行い、アカウントを凍結される?
・「Twitterを理解していなかった」――UCC、キャンペーン“炎上”を説明 勉強会で経験共有へ
※ちなみにツイッターというのは、1回に140字までしか書き込めない
ブログのことで、とにかく気軽に書けるというのが売りです。
上記のリンク先を読むのが面倒な方のために、この件の大ざっぱな
流れを書いておきます。
・「コーヒー」などのキーワードが入ったツイート(つぶやき)を
プログラムで機械的に判定して、
・つぶやいている人に直接メッセージを送信しまくり、
・同じ内容のつぶやきを連発。
で、
・アカウントが止められたら別のアカウントで続行。
・またアカウント凍結→別アカウントで続行。
という××な事をやった挙げ句に、UCCのホームページにお詫び文を
掲載する羽目になりました。
・お詫び文(PDFファイル)
…名のある大企業の所行とも思えないアホらしさ。というわけで、
経緯を妄想してみました。
ネット広報部門にどこぞのイカサマくさい広告代理店が営業に来て、
「今ツイッターっていうのが流行ってますよね。アレを使って
効果的にキャンペーンの告知ができるんですが興味はお有りですか?」
「当社が開発したソフトを使えば、コーヒーなどに関心がある人を
自動的に見付けて、キャンペーンの案内も自動的に送信できるんです」
「いちいち読者を集めてメールマガジンを送るより早いですよ」
てな美味しそうな話を並べ立てたのではないかなと思います。
自分がやろうとしていることが「ツイッターの規約違反」だという
ことも、まず間違いなく鬱陶しがられて悪評が広まるということも
伏せて。
ツイッターは口コミが広まりやすいのは確かです。
仕組みがシンプルなのと、ヘビーユーザーが情報感度の高い
(=新ネタに餓えていると言っても良いかも)人だというのと。
ということは、こんな原始的なスパム行為をやったら速攻でバレて、
悪評が広まるのも早いということでもあります。
スパムメール配信ソフトはなくなる気配がありません。
ブログ向けのスパムツールもありました、というかあります。
ミクシィでもスパムツールはありました。もう使えません。
アメブロでもスパムツールはあります。
ツイッターで登場するのも当然でしょう。ああ鬱陶しい。
◆シンプルすぎる要約◆
ちなみにUCCの関連事業・上島珈琲店の公式ツイッターは、今日も
まともで人間的なやり取りをしておられます。
・上島珈琲店なう