斑鳩町の南東・新御幸橋から大和川沿いに少し西に行った目安の集落にある小さな神社。ただ、春日神社という名前が付く神社は、ここだけでなく三郷町を始め各地にあります。
大和川の堤防から神社の西側に下ると、石灯籠が左右に4つずつ立っています。
鳥居をくぐるとすぐに建物があります。
中を覗くと、本殿の手前上に絵が何枚か飾ってあります。真ん中の絵は【日露戦争旅順総攻撃図】と書いてあるようです。ロシア軍から鹵獲した大砲や砲弾が飾ってあったり、どうもこの辺の神社は日露戦争と縁が深いような。
本殿の左手には小さな摂社が3つ。本殿も摂社も祀られている神様はわかりませんでした。
神社の北隣には目安公民館があります。入り口のすぐ右手に【想定浸水深3.2m】と書いてあります。見上げる位置に堤防があるので、決壊すればこの辺一帯が浸かりかねないのは無理もありません。
そして、公民館と春日神社の間には【水路改修記念】と刻まれた石碑が立っています。
この辺を少しうろつけば分かりますが、古くからの家がいくつもありますし、神社だけでなくお寺もあることを思うと、目安のあたりは昔から大和川の水運で栄えていたのでしょうね。
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