竜田川東岸、白山神社の北東あたりから国道25号線あたりまで、江戸時代の始めに建てられた龍田城があったそうです。
「賤ヶ岳の七本槍」の一人・片桐且元(かたぎりかつもと)が1602年、初代龍田藩主としてここに城を構えたのが始まりです。
ただし、後継ぎに恵まれず百年しないうちに龍田藩がなくなってしまったせいか、Googleマップで「龍田城」を検索して出てくるスポットには、遺跡も案内板も見当たりません。
スポットの南と東には堀を流用したらしいため池が残っています。
そして少し北西、竜田川沿いにある堂山公園に、龍田城についての案内板が設けられています。
当時の見取り図も見られますので、龍田城に興味がある方は、むしろこちらに行くべきかと。
ためしに、案内板の右下に載っている龍田城の図を、2つのため池と堀が重なるようにGoogleマップに重ねてみました。こうしてみると、何もない龍田城跡のスポットは、たしかに龍田城の本丸があった箇所のようです。
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