けーの整体院・整骨院(ケーノセイタイイン・セイコツイン)

最初はサッカーをしたかったのですが母の勧めでいつの間にか野球が好きになり小学生から中学生まで７年間野球をしていました。その時、悩まされたのが手首や肘の痛みです。野球が思い切りしたくて一生懸命、治療院に通っていました。治療して頂いた先生の白衣の姿、説明がとても頼もしく、かっこ良い。自分もこうなりたい！そう思った瞬間でした。私の治療家を目指した最初のきっかけは見た目だったのです。

この仕事に就くためには学校に通って国家資格を取る必要があります。早く一人前の治療家になりたかったため整骨院で見習いの仕事をしながら一人暮らしをして、学費と生活費のために働きながら学校へと通いました。学業と仕事の両立は非常に大変でしたが無事に国家資格を取得することができました。

整骨院の学校を卒業し、国家資格を取った私ですが卒業後も大変な悩みをかかえました。痛みで困っている人に笑顔になってもらおうと治療をするのですがなかなか治らない。一生懸命に治療しても思ったように患者さんの笑顔が見られませんでした。この国家資格って必要だったのか。この仕事ってそんなに楽しいことなのか。そんな迷い、疑問で悩んでいました。

そんな悩みを解決するため数々の整体治療の勉強会、セミナーへと参加しました。本当にいろんな整体の方法があるのですがこの時、学校で学んだ生理学や解剖学、運動学などが役に立ちました。どの整体を学ぶにしてもそれらの学問が基礎になっているからです。勉強会の内容をスムーズに理解することができました。いろんな整体を学ぶ中で、腰痛や肩こり、頭痛という痛みに対していろんな見方ができるようになり、全身的に診られるようになりました。

「今までは患部に原因がある。」つまり、部分的な治療はどうしても効果に限界があったのです。全身的に診るようになった結果、痛い場所が痛みの本当の原因ではないということがわかったのです。そこから私の整体が大きく変わり、患者さんの痛みを安全に解消することができるようになりました。